つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

書籍・雑誌

講演:理系文書設計の考え方

今日は、日本技術士会登録グループ「IT21の会」のオンライン講演を受講。「エレクトロニクス総合誌『トランジスタ技術』から見た理系文書設計の考え方 」と題するもので、講演者はトラ技(トランジスタ技術)の編集長の上村氏。 以前は雑誌 Interface の編集…

「ソニー半導体の奇跡」と”ソニー流シックスシグマ”

しばらく前に購入した本に、「ソニー半導体の奇跡 お荷物集団の逆転劇」がある。本屋での平積みで目にしたのが先か、新聞広告で目にしたのが先か、良く覚えていない。ソニーの、2月とかでの純利益過去最高予想とか、3月下旬での年間ボーナス6.9か月の報道な…

「IT業界の病理学」 "病理学"の文字にひかれて、、、

購読しているネットニュースで知った本、「IT業界の病理学」。リンク先に出版までの裏話的なことが述べられてたけど、(案の定)”病理学”は後述する本を意識してのことだった。また、複数の著者によるもので、馴染みのある人の名前も、、、。(調べたら、出…

日経SYSTEMS 2月号 「日本のソフトウェア契約はもう古い」

最新の日経SYSTEMS 2月号の表紙で、特集2「日本のソフトウェア契約はもう古い」が目に飛び込んできた。目次での絵を見たら、ペリーらしき人物が契約書を持ってるイラスト。誘導が上手くて^.^;、本文の方も読むことにした。 http://ec.nikkeibp.co.jp/item/ba…

ITプロジェクト成功率 30%→75%にアップ?

日経コンピュータ2014年10月16日号を読んでいて目に飛び込んできたのが、”高い成功率も油断は禁物”、”プロジェクト成功率は75%”。の文字。特集「3069人調査で迫る 情報システムのリアル」での、タイトルや見出しだ。 以前の日経コンピュータでは、成功率が30…

マルスを振り返る

ここでのマルスは、国鉄時代の予約システム。MARS。 Facebookで知り合いが、急に昔の予約システムの”ピン”のことを述べたので、それはマルスだろうと2,3のURLをコメントした。 で、ふと、手元にマルスのことを書かれた本があったので読み直してみた。 マルス…

ゴジラ特集 雑誌「pen」など

今年は、映画「ゴジラ」の封切りから60年。ゴジラ生誕60周年、そしてアメリカで公開されたハリウッド版「GODZILLA」の日本公開が近いことで、TVなどで往年の映画の放送や特集番組が組まれている。ちなみにハリウッド版の「GODZILLA」には1998年公開のもの…

福島原発の漫画「いちえふ」

一昨日何気に本屋さんに行ったら、漫画のコーナーに少し大きめに福島原発の漫画がディスプレイされてた。お試しみたいな小冊子もあって、中をチラチラ見た。面白そうと思いながらも、その時は買わず。そしたら、昨日2日の「クローズアップ現代」で他の漫画…

再考 メイヤーズの三角形問題

知り合いのTwitterのつぶやきで、表題の「メイヤーズの三角形問題」が取り上げられた。ある数値の組み合わせが、どんな三角形の種類なのかというもの。つぶやきでの考えが自分の考えとちょっと違ってたので、「メイヤーズの三角形問題」をもう一度考えてみた…

今年印象に残った本 「働かないアリに意義がある!」

今年読んだ本で結構印象深かったのが、「働かないアリに意義がある!」。以前新聞で見かけて気にはなってたが、書店で平積みのコミック版を見かけた。1,2週ほどそのコミック版がなぜか印象に残ってて、何かの縁かと思ってコミック版を購入した。さらっと読ん…

情報処理学会「デジタルプラクティス」 ”ヘルスケアの現場を支えるIT”

今度の情報処理学会「デジタルプラクティス」の特集は、”ヘルスケアの現場を支えるIT”。さらっと読んだけど、面白い。実践分野の話しがほとんどだし、(デジタルプラクティスでも時々ある)論文のための理論こねくり回しが少ないように思う。 デジタルプラク…

「モデルベース開発」 dSPACE Japan(監修)

副題に、―モデリングから、プラント・モデル、コントロール・モデル― と記載されている本。何気に本屋さんで見つけて購入した。帰りの電車の中で斜め読みして、買って良かったとの印象の本。 ちなみに以下での(P~)は、本書でのページ数。 まず監修になっ…

「僕がアップルで学んだこと」

数年前から、時々品質関連の人と話題としたのが、アップル製品(当時だと代表的なのはiPod)の品質に対する感覚と自社製品を含む日本製品に対する感覚の違いは何?というもの。つまり、iPodを使っていると、(時々)音飛びが起きたりする。ところが日本製品だ…

「プリウスという夢」

この本は、出版されて間もなく購入したと思うけど、ずっと本棚の隅に置いていた。パラパラと見た感じは車やメカの専門用語が少なくなくて、余り興味を覚えなかったためかと思う。 この夏に、何かのきっかけで気になって冒頭から読んでみた。”プリウス”の企画…

ソフトウェアテストの見積り

知り合いとのやり取りで、”ソフトウェアテストの見積り”がちょっと話題になったので、メモのつもりで残しとく。そもそもソフトウェアテストの見積りって、テスト項目数がどれくらいになりそうかとかテストのための人員数がどれくらいを見積ることだが、記載…

日経のプロジェクト成功率

日経SYSTEMSの「さらば失敗プロジェクト」に関連して、日経コンピュータでのプロジェクト成功率を再確認した。5年毎なので、次回は2013年かと思われる。その頃にでもと思ってたけど、日経SYSTEMSの記事に誘発される格好で今のうちにまとめてみる。 日経コン…

日経SYSTEMS 1月号「さらば失敗プロジェクト」

日経SYSTEMSの「さらば失敗プロジェクト」、知り合いのつぶやきから数日前に知ってたけど、今日雑誌の方を細部で確認。 いくつかの事例が書かれたルポの方は(失敗例として)頷ける部分もあるが、問題は最初の方の数値の列挙。「プロジェクトのうちに94.5%に…

日経コンピュータなどの電子書籍化

本棚の整理で、ついに(というのもおかしいが)雑誌関係も電子ブック化することにした。いわゆる”自炊”と”他炊”。自炊なのは雑誌の一部分を残しているもので、日経エレクトロニクスとか日経コンピュータなど日経の雑誌が多い。他炊なのは、1冊のままで残して…

「アジャイルサムライ」と「Agile Samurai」

洋書売り場で、ちらっと”The Agile Samurai”を見かけて、気にはしていた。左図で判るように、特に表紙の奇抜さ。 いつだったか翻訳版が出そうなつぶやきを読んで、待ち望んでいた。発売日に大きな本屋さんに行くチャンスが無くて、近所の本屋さんで探したけ…

「復興支援地図」

東北大震災での津波浸水範囲や道路の通行規制などを示してある。ネットニュースで発行予定を聞いてて少し心待ちにしていた本。 書店で見かけてすぐ購入しようと思ったけど、自分には思ってたよりも大きめ。天気が雨だったこともあって、最寄り駅の本屋さんに…

「はやぶさ、そうまでして君は」

昨年の年末には購入して、しばらく積ん読状態。2ヶ月近く前に読み終わった。そういえば感想を書いてなかったと思い、メモのつもりで記載。 「はやぶさ」のプロジェクトリーダー、川口淳一郎氏によるもの。 多少淡々と「はやぶさ」のプロジェクトのことが述べ…

震災のシミュレーションコミックやスマートグリッド関連本

久しぶりに本屋に行って見かけた本。メモのつもりで残しておく。ちなみに、横浜ダイヤモンド地下街の有隣堂。 「ぼくの街に地震がきた―大震災シミュレーションコミック」 子供向け本のコーナーの棚に、平積みで置かれてた。すぐ隣にも2,3の震災関連の(子供…

「トヨタ語の事典」

以前、ぶらっと本屋に寄った時に見つけた本。1ページに数個の用語解説がある。車名、グループ会社名、海外拠点名が半分近くを占めている。また、初版は2003年出版なので、多少(結構?)今と変わっているかもしれない。 個人的に興味を覚えたいくつかを紹介…

「The Software Project Manager's Bridge to Agility」

少し急ぎ足だったけど読んだ本。 英語の本で、既存のソフトウェア開発プロセスへのアジャイル手法の組込みを意識したもの。既存プロセスとして、PMBOKでのプロセスを前提としている。 非常に気に入ったのは、PMBOKでの各プロセスの番号(章/項:例えば「プロ…

「ソニー VS サムスン」

しばらく積ん読状態だったけど、サムスン電子のCEO交代や、週刊ダイヤモンド2011/2/12号での”ヤメソニー”の言葉が気になって読んだ本。 韓国の経営学者の書いたものを日本語訳したものだ。サムスン/サムスン電子の事を知りたかったことと、韓国目線での両者…

「戦艦大和誕生」

プロジェクトマネジメントの勉強のつもりで、特に日本での歴史物を読むことがあるけど、これもそんな観点で読んだ本。ネットの情報で、戦艦大和は同じ設計図での別の戦艦に対して、半分の工数や工期で建造したとのことをひょんな事で目にしたためだ。 http:/…

「技術発展と事故」

昨日、宴会の前に立ち寄った本屋=紀伊国屋で、何気なく見つけて購入した本。 中災防新書の中の1冊。ページ数も200ちょっとで、読みやすかった。 エネルギー資源や建造物など多くの分野に関する事故について述べてある。各分野での概要、そしてそれぞれの事…

再読「レクサス~完璧主義者たちがつくったプレミアムブランド」

昨年でのトヨタリコールの際に”グローバル品質特別委員会”などが話題になったが、ふと思い出して再読した本。 海外で出版されたものを、日本語訳したもの。冒頭の謝辞に書いてあるが、トヨタ自動車からの正式な許可を受けて書かれたものではない。逆に、その…

「世界に誇る日本の建造物」

日本での橋、ダム、トンネルなどの土木建築物を扱ったムック本。サブタイトルとか表紙に、「現代日本を創ったビッグプロジェクト」、「石見銀山から東京湾アクアラインまで現代を映す日本の巨大建造物+土木遺産 500選」。 2008年出版で、当時もちらっと見た…

2010年雑記

大晦日なので、今年2010年に読んだ本や気になったことなどを書いてみる。読んだ後とかにブログに書こうと思いながらも、書くタイミングを失ったものが多い。(一部既に書いてることがあったら、ごめんなさい。) ・プリウスリコール 1月とか2月に話題となっ…

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