つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

2010-01-01から1年間の記事一覧

タコの学習能力の実験 「シルシルミシル」

ドイツの水族館の「パウル君」の関係で、タコの学習能力って気にしてた。そしたらついさっき、テレ朝の「シルシルミシル」で実験の様子が出た。 ペットショップで購入したタコでの実験。コルクで栓をした瓶の中にアサリを入れ、コルク栓をはずしてアサリを食…

「パウル君」 予測的中の理由を考えてみた

ドイツのタコ「パウル君」のサッカー勝者予想パターンを、結構何日も考えてた。なんか見えてきた。 まず、「パウル君」が当初予想してるのは、基本的にドイツチームが勝つかどうか。なので、基本的にドイツが勝つと考えてるみたい。(勝つと考えるというか、…

「パウル君」 タコの予知能力

2010年のサッカーワールドカップの優勝が、スペインと朝に知った。で気になったのが、ドイツの水族館のタコ「パウル君」の予想的中。2010年のワールドカップの予想を、8つとも的中させた。ということで、タコの生態について考えてみた。 まず「パウル君」だ…

フランスのロボット「Nao」

エンターテイメント系の人型ロボット。上海万博で、ダンスを披露したそうだ。 紹介ビデオは以下。 個人的には動きがスムーズだと感じた。また、ダンスのように何台かが強調して動くと、感激もの。 ソニーのQRIO(キュリオ)に、イメージ的にも似ている。ただ…

ゼロ戦と隼

小惑星探査機「はやぶさ」の帰還に関連して、戦闘機の「隼」のことを何度か耳にした。小惑星「イトカワ」の名前の由来となっている糸川博士が、隼の開発にも従事したとのこと。 で、ふと気になって、子供向けの本だったけど、隼の事の書かれている本をぱらぱ…

日経電子版 感想

日経電子版を購読しての感想を、ちょっとまとめとく。ちなみに、紙ベースも継続して、+1000円の日経Wプラン(宅配+電子版)。 【感想概要】 基本的に使い勝手などで絶対的な難点はなく、良い出来。ただし、まだ中途半端。電子版のみの契約にはしずらい。紙…

「はやぶさ」 カプセル分離の精度

「はやぶさ」が、13日深夜に帰還した。ネットで色々見ようとしたけど、結局は断片的なシーンを見ることができた程度。そうこうしているうちに、午前1時のNHKニュースを見て感激した。 で、昨日一昨日から気にしだしたのが、カプセル分離→カプセル着地の精度…

「ソフトウェアかんばん」と「eかんばん」

講演会の案内等で、”ソフトウェアかんばん”を、このところ何度か目にした。目にする頻度が増えた感じ。すると、少し違和感を感じて、その違和感が何なのか気になった。 思いついたのは、2,3年前にトヨタを見学した際に目にした、”eかんばん”との違いかなと…

「アンビエントオーブ」よりも警告灯?

時間かかってるけど、読んでる最中のが左の「継続的インテグレーション入門」。 その中で、目についたのが「アンビエントオーブ」。ビルドでの状況を通知するための利用での例として書かれていた。ビルドで警告メッセージが発生してネット経由で通知すると、…

iPadで「はやぶさ君の冒険日誌」

今日一番嬉しかったのは、iPadで「はやぶさ君の冒険日誌」を読めたこと。 下のように、TVでのiPadのデモのように、ページをめくる感じで読めるようにした。帰還の数日前に目にできたので、なおさら嬉しかった。 ちょっとしたいきさつがあって、、、、、。 ま…

キリンの「休む日のAlc. 0.00%」ビール

ここ1週間、気にしたメーカーが、”キリンビール”。 今日気がついたが、プールの帰りに立ち寄る中華屋さんに、キリンビールのノンアルコールのポスターが何枚か吊してあった。その中華屋さんは、定食だとご飯のおかわり自由。まっ、それは良いとして、ビール…

海老名駅改修 スロープ撤去など

久々の海老名駅改修ネタ。 もう1月近くになるか、海老名駅改修のための2階へのスロープが撤去されてた。スロープというか、工事用の運搬通路。駅ビルの2階相当の所まで鉄板で道路作ってたけど、撤去されてた。 多分今度は、駅ビルみたいなのを建てるんだろう…

高校で「情報経営」ってあるんだろうか、、、。

昨日は、農業高校向けの教科書を受け取る。「農業経営」など。1週間ほど前に申し込んだもの。以前別の教科書を購入する時は、日ノ出町まで出向いたけど今回は近場で申し込んだ。 昨日と今日、「農業経営」(農文協)をさらっと読んだけど、結構面白い。そも…

東京スカイツリー 東京タワーを越えたというので

箱崎で勉強会だったので、ついでに押上に。高さで東京タワーを超えたとのことなので、見学。 近くの場所では、私の持ってる(普通の)デジカメじゃ、全体が写らないくらい。左は近くの橋の交差点の、対面の方から。 交換レンズの類のあるカメラとか、コンバ…

アジャイル 十年一昔

昨日、資料の整理をしてて目に止まったのが、IT Proでの以下の記事。 Part3 手法:超高速開発を実現「アジャイル」の全貌 ”日経コンピュータ 2002年10月21日号、56ページより”とあるので、そちらでも参照できるだろう。なお、既に本IT Proのページは無くなっ…

”スクラム”の原典「ラグビー方式による新製品開発競争」

アジャイル開発”スクラム(Scrum)”の発端として有名なのが、「新たな新製品開発競争」という論文。竹内弘高,野中郁次郎. 「DIAMONDハーバード・ビジネス」4-5月号1986。さらに元は、その英語の論文。 ふと、そもそも野中氏や竹内氏が、何を問題視したり参…

製造業製品開発プロセス IPD

IPD(Integrated Product Development)は、「統合製品開発」と訳され、製品開発の統合マネジメントシステムである。参加している研究会で話が出て、ちょっと本とかを読んで勉強した。 ISOやCMM/CMMIなどと比較すれば、知名度は低い。対比的に考えれば、ゼロと…

予算と決算 監視の有り様

2010年度予算案が成立したそうだ。2,3日前から、「あれっ、決算が成立したってニュースに出るっけ?」と気になってた。 で、ちょっと調べたら、ちゃんと憲法90条に会計検査院が、国会に報告する旨が明記されてる。なお、会計検査院のページ見たけど、個別の…

日経電子版 お試し感想

日経新聞の電子版が発行されるとのことで、申し込んで利用中。制限付きなら無料のコースもあるけど、申し込んだのは、日経新聞購読者でのプラス1000円のコース。紙面と同じような出力も得られるタイプ。ちなみに、こちらも4月末までは無料キャンペーン中。 …

ペアプログラミングと著作者人格権

一月くらい前の勉強会で、ちょっと触れたのが「著作者人格権」。ソフトウェア開発での契約とかで話題になることは少ないけど、技術者なら概要や用語程度は知ってた方が良い事項。ただし、結構グレーな部分もあるので細部の深入りは禁物かな。 その勉強会の後…

バグカーブ近似 その2

昨日書いた「バグカーブ 対数曲線や二次曲線での近似のお勧め」で、少し補足。 対数曲線や二次曲線は増加関数なので、バグカーブの近似として不適切と感じる人がいるかもしれない。しかし個人的には、テストの終盤になってもバグが発見されるので、増加関数…

バグカーブ 対数曲線や二次曲線での近似のお勧め

バグカーブ/バグ曲線とかソフトウェアの信頼度成長曲線って、ソフトウェア工学での大きなテーマである。ちょっとした会合や講演会の題材、あるいは学術論文でのネタになることも少なくない。 代表的な曲線は、ゴンペルツ曲線とかロジスティック曲線とかだろ…

再読「人月の神話」

ふと、「人月の神話」を、さらっと読み返してみようと考えた。コンピュータ関連書籍では、超有名な古典とも言える本。 まず読み直したのは、左の「ソフトウェア開発の神話」の方。「人月の神話」の原著訳と言って良い。1975年版とも言われる。 実は、ちょっ…

エジプトでの分数と固定小数点数

今日、頭を悩ませたきっかけは、電車の広告での中学入試問題。エジプトでは異なる単位分数の和で示したので、それを元に分数を表記してみるというもの。例えば、2/3という大きさの分数を1/2+1/6で示すなど。問題の解答は、さほど難しくなかったが、何でエジ…

Day2プロジェクトの本 システム統合の「正攻法」

言わずと知れた、三菱東京UFJ銀行でのDay2プロジェクトの様子を描いた本である。 本の帯での文言は以下。 将来に残すべき実務マニュアルの完全版! ITプロフェッショナルが明かす100の創意工夫 6000人の技術者、開発期間1000日超 2500億円が投じられた- 三…

津波と潜水艦の検収

日曜日の津波は、結構時間が長くて多少驚いた。理科系の立場としては、他の日本への津波もそうだったのか気になる。また、到達までに時間がかかったり、継続時間が長かったのなら、その理由も調査して欲しいものだ。結構水温とかが昔から変化したのかな~。…

「アジャイル開発の本質とスケールアップ」

副題は、"変化に強い大規模開発を成功させる14のベストプラクティス"。 前半部分で、XPなどアジャイルプロセスの概要が述べてある。後半の所々でもXP等の事が書かれているが、中心はスクラム。 個人的に、大規模開発への利用とか、アジャイル開発のパフォー…

「ソフトウェア開発 データ白書」 2005 Vs. 2009

IPA/SECによる「ソフトウェア開発 データ白書」は、結構前に読んでて書いておこうと思いながらも、まとめるのが遅くなってしまった。勘違いなどがあるかも知れないけど、自分なりの分析や感想を書いてみる。 この本が良いのは、毎年発行されていること。それ…

TMMi Version2

TMMi(Testing Maturity Model integlation)の、Version2.0が発行されてた。TMMiは、ソフトウェアテストのプロセスに関する成熟度を表す。 http://www.tmmifoundation.org/html/tmmiorg.html → http://www.tmmifoundation.org/html/resources.html での「TMMi…

「アジャイル出産」って呼称されて

先だって本ブログで、「○イテレーション*日」を書いたら、Twitterで”アジャイル出産”という言葉を使って引用されてた。 さすがーと、感心した。 (自分の環境では、過去検索でもう引っかからないようで、ちょっと残念ではあるけど。) 連想できる言葉として…

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