講演会の案内等で、”ソフトウェアかんばん”を、このところ何度か目にした。目にする頻度が増えた感じ。すると、少し違和感を感じて、その違和感が何なのか気になった。
思いついたのは、2,3年前にトヨタを見学した際に目にした、”eかんばん”との違いかなと。ちなみに、”eかんばん”は、以下のトヨタのページでも画像を見ることができる。
トヨタ自動車:企業情報 > ビジョン/フィロソフィー > ジャスト・イン・タイムについて
つまり、トヨタ自体での”かんばん”の電子化が進んでいるのに、何で”ソフトウェアかんばん”の電子化が進まないのかが少し不思議に思えてきた。もちろん、ToDoを電子管理するツールはあるし、マークなどを面白く工夫しているツールがあるのは知っている。また、ポストイットなどの利用の方が導入しやすくて、皆の理解を得やすいこともあるだろう。
しかし、各作業の関連やその完了チェックを電子化しておくのはメリットが大きいのに、余り発表がないように思う。それらが必要な場合は、ソフトウェアかんばんからの移行よりも、別の管理ツールを使うと割り切ってるのか、、、。あるいは、それらが必要なケースが限られているのか、、、。
個人的には”ソフトウェアかんばん”のようなToDoを壁に貼りだす方法と、プロジェクト管理ソフトなどでの管理方法とを併用するのに違和感を感じないが、そんな実践は余り多くないのかもしれない。