つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

アジャイル 十年一昔

昨日、資料の整理をしてて目に止まったのが、IT Proでの以下の記事。

   Part3 手法:超高速開発を実現「アジャイル」の全貌

日経コンピュータ 2002年10月21日号、56ページより”とあるので、そちらでも参照できるだろう。なお、既に本IT Proのページは無くなっているので、、、、。

XPやクリスタル、スクラムなどが対比的に述べられている。また、その時点で、10年くらいの実績が出来つつあるとしている。

で、今朝、目に付いたのが以下の記事。

第1回 30年前の改善魂を取り戻せ

アジャイル開発でも30年前の開発現場と基本的なことが多く、アジャイル開発の細かい技術面に目が行きすぎているのではないかとの指摘である。自分の周りでも、(実践のための創意工夫を抜きにした)アジャイルのための問題点の話が少なくない。

なお「第1回 30年前の改善魂を取り戻せ」では、IT企業の社内開発プロセスへのアジャイル組込みも表になっていて参考になる。具体的には、IBMのIGSDF、日立製作所のHIPACE、富士通のSDEMといったプロセスへのアジャイルの組込みである。ただし、組込み予定を含む。

ちなみに、海外でのアジャイル系の”つぶやき”でも、多少アジャイルのターニングポイントを匂わす書き込みも目にする。読み違えているかもしれないが、従来の手法をも配慮する考えが入り、「30年前の改善魂を取り戻せ」と基本的な所で共通点が多いと感じた。

「30年前の改善魂」やIT Proの昔の記事を考えると、30年前がウォータフォール手法。20年前にアジャイルがポツポツ。10年前から普及。そして今が(ウォータフォールを含めた)再考といった感じだろうか。ふと、野中郁次郎氏の”SETIモデル”のような、螺旋的な進歩と少し似ているのかなと思いつつある。

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