梅雨で、しかもちょっとした大雨ということで、久々に「東京アメッシュ」で降水量の変化をチェック。すると、妙な三角形が現れた。別の日のがもっとはっきりしたけど、他との比較(気象庁の「ナウキャスト」)の関係で、今日の18時40分のもの。
東京アメッシュの方に、東京都の新橋とか浜松町辺りから、北北西方向に三角形が現れてる。周りが強い雨なのに、それより弱い雨。また、東京アメッシュって東京から離れた箇所(神奈川や千葉の外れなど)では放射状のレーダーっぽい画像になるけど、今回はスナップショットの”東京都”の文字辺りでも少しそれっぽく感じた。
レーダーの故障?と呟いたら、知り合いが以下のサイトを教えてくれた。
個人的にはそうだろうな~と思い、一瞬新しく建築中のビルって調べてみようかと思いつつもそう高頻度で都内に出向くわけでもないので、ほぼ断念。
逆に、そういえば今回のは(気象庁では無くて)「東京アメッシュ」だよな~と、そちらを調査してみようと。そしたら基地局(港レーダー, 稲城レーダー)と他の自治体のレーダーなどの情報を活用してるとの事。レーダーの1つは稲城とのことで、放射状の方も個人的にはスッキリ。ちなみに東京アメッシュのレーダーはMPレーダー(マルチパラメーターレーダー)と呼ばれるもので、雨粒を水平と垂直で観察するというもの。大粒だと空気抵抗で潰れるのを観測するという優れもの。これらは2つの基地局でのしようと思われる。
ところが、港レーダーは浜松町のビルで、以前は(知ってる人は少なくないと思うけど)大手電機メーカーのビル。しかも、2022年には解体されるらしい。代替えって準備してるだろうとか、進んでるのかな~と少し心配にすらなってしまった。
今年の梅雨は結構長引いてるし、雨の強い日もある。首都圏の方々は、機会あれば東京アメッシュを含め、雨量画像を確認してみるのも悪くないと思う。今回の三角形のエリアの人達って、大雨時に雨が弱まるかな~と思うかもしれない。ただ、東京アメッシュってタイムスライダーを動かしながら使う事が多いので、雨が弱まると信じきるケースは少ないと思うが。
ただ、今回の三角形は、ある意味技術の限界とかトレードオフに感じる。反面、高層ビルやレーダー基地の立替などを通じて、防災・減災のためのインフラについて考えるのも悪くないと感じた。
なお、「東京アメッシュ」って東京都の商標だし、リンクに関して連絡必須など結構厳しい。面倒さもあって、このブログではリンクを明示していない。検索ですぐにヒットするので、それを利用して欲しい。