つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

テレビで連日 東大・官僚ネタ

今日(12日)のテレビ「ひるおび!」は、東大生で”脱官僚”が進んでいるという話題。奇遇だったが、昨日(11日)の「羽鳥慎一モーニングショー」でも、似たような話題が出た。

 

ひるおび!」では、20代官僚の自己都合退職者が増えている話、ゲストの元経産省官僚による黒子で居続けることに疲れてしまったとかの話が出た。「羽鳥慎一モーニングショー」では、東大の研究室の教授の話として、ベンチャーや起業を目指す人が増えたとのこと。また官僚は激務ながら叩かれやすいとか、大企業はどんな部署に配属されるか未知数などで、学生から見れば2つの魅力が薄くなってるという話も。

ちなみに、「羽鳥慎一モーニングショー」の玉川キャスターは京大卒のために、東大王はあるけど、京大王は無いみたいなことを笑いながら話してた。

 

数年前だったか、国会における質問通告制度などを問題視する記事があった。質問通告による国会議員からの質問に対して、官僚が答弁を作成して閣僚に説明する。曖昧な通告により想定問答が複数にわたったりして、作業が朝になることも。その後もぽつりぽつりと、この類の記事を目にした気がする。

国会の答弁とかで、野党側の激怒に思える様子や繰り返しとも思えるような質問の様子を見るにつけ、ついついそんな記事での苦労を思い出される。苦労をむなしく感じるのも分かるような気がするというか、、、。ベンチャー志向により日本経済が活性化するとの見方がある一方、このような政治による非効率な面はそのままというかどんどん酷くなってるわけで改善すべきと考える。

 

 

追記:202104

先月から、法案での記述ミスがニュースになった。直近のでは、法案・条約24本の計134ヵ所。ただし9割は参考資料で、条文のミスは4本の計12ヵ所とのこと。テレビ画面では、野党議員のヒステリックに近い発言もあったが、立法は元々は国会議員の仕事で、どれくらい出してての発言かとの思いも片方に出てきた。

 

まっ、上は官僚側への同情に近いと言えるが、、、。3月下旬には、都内の飲食店で厚生労働省老健局の職員20人余りの送別会がニュースになった。首都圏の緊急事態宣言が解除されたとはいえ、新型コロナ対策での筆頭ともいえる厚生労働省職員の大人数での送別会で、午前0時までとかの話もあり唖然と言っても良い位。他の省庁とか地方自治体での、似たような話が少なくない。

 

立法側行政側、両方とも改善すべきところがあるということと、あらためて認識。

 

 

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