「Googleを支える技術」を買う。12日だったか、書泉グランデで本を買った時に、会計の時に見かけ買おうかと思ったもの。ただその時は、荷物が多くて後日の購入で仕方ないと断念。その後、そこそこの規模の本屋さんでも売ってなくて、機会があったら買おうと思っていた。
最初、ぱらぱらめくったら、分散ストレージ系の話題が目に付いた。最後の方で自動テスト関連。「あれ、もう少しソフトに突っ込んで書いてないのかな~」、とその時は少し拍子抜け。
実は、ここ2、3週間前から、Googleの検索方法が気になっていた。どうも、英語の単語はもちろんだけど、日本語だと文節で予め区切った単語でハッシュ化してるような気がしたため。
で、ちゃんと目次を読んだら、冒頭に検索関係のことが書かれていた。そこで、即購入。
”本書に寄せて”は、まつもとゆきひろ氏。TeckTalkの様子はビデオで流されるのに、写真撮影厳禁なのが不思議だったなどの話題も書かれていた。
開発方法などに関しては、むしろネットの方で流れているので、新鮮味が少ない人も少なくないかもしれない。ただ、ある程度網羅的に書かれているのがいい。ソースを全社で一元管理している話や、コードレビューを二段階で行っている話。後者は、一般の開発でも流用した方がいいのかもしれない。個人的には、やっぱレビューは人手をかけないと、というのを改めて確信した。
なお、最近はGoogleドキュメントやGoogelカレンダーなどアプリケーションサービスが豊富になっている。これからはSNS系のサービスが出てくるだろう。その意味では、もう少しソフトウェアなりネットサービスの技術に触れるような続編を期待したい。
ちなみに今年の「Google Developer Day 2008 Japan」は、6月10日にパシフィコ横浜において開催されるそうだ。