つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

ニフティ「TimeLine」サービス終了に向けて

ニフティの「TimeLine」は、結構気に入ってたサービスだった。実際自分でも作っているコンテンツがあった。それがサービス終了と。

http://timeline.nifty.com/

ちなみに、「TimeLine」での人気コンテンツは”日本史・合戦タイムライン”。ヤマトタケルの東征~第二次世界大戦までの戦いが、各々開始-終了の帯状に書かれている。戦によっては、攻防の図示もあって分かりやすい。

このサービスでの技術よりの特徴を言えば、以下のようになるだろうか。

・日時の指定が、年は西暦1年~9999年、時分秒も指定できる。

ただし、0年でも日によっては処理してくれるかもしれないし、時分秒を含めた細部の確認はしてない。

・見たい部分へのズームイン/ズームアウトが可能。

1画面内を、10年程度を納めるとか1分程度にする事ができる。もちろん、スライドバーを使って別の期間への表示も楽

Webサービス

つまり使用ソフトに依存しない。

サービス終了とのことで仕方ないので、他の方法を探そうとしてるけど見つからない。(というか自分もそうだが、コンテンツ書く時の検討で本TimeLineになったので、そう簡単に見つかるわけがない。)

まず日時は、エクセルなどのように処理の内部を特定日時を開始として数値処理することが多い。エクセルだとシリアル値と呼ぶもの。1900年辺りを開始にしている。ちなみにエクセルでの最大期日は、9999/12/31らしい。

ちなみにUnix2038年問題というものがあり、2038年1月19日3時14分7秒(UTC)になると処理できなくなるというもの。ただし、C言語の実装で上記内部の数値を signed long int型 で処理している場合。long long int型などにしていれば、問題は発生しない。

できれば、プロジェクト管理ソフトで扱えれば良いんだけど、MS Projectでのプロジェクトの開始/終了は 1984/1/1~2049/12/31と、エクセルなどより制限している。(MS Project Pro 2010 お試しダウンロードでの実験)

念のためと思って GanttProject も再度試してみたけど、そもそも年の桁が2桁。

本音言えば、ニフティが有料化しても良いからサービス継続してくれればいいと思ってる。「TimeLine」はRuby on Railsで構築されており、Rubyの普及という観点では価値あるシステムとも思う。またメンテナンスも容易なのではないだろうか。 ただし、開発ブログなどから推察するに、もう開発メンバーがいないようで、機能アップは望むべくも無く、継続の実施になると思われる。あるいは、外部の団体が引き継いでも良さそうに思う。

そうは言っても、上の要望が通る可能性は薄いので、対応をいくつか考えてみた。

・年表作成ソフトの利用

シェアウェアのものを見つけたけど、難点は専用ソフトということ。コンテンツ公開をどうするかがネック。期間のズームインは貴重で、全部を1つのPDFにする方法も芳しくない。

・年月日を独自数値化

例えば、年部分を整数にして少数以下を1年に対する比率。閏年などを無視しても見かけ上は問題ない。

ただ、大きな課題は、その後の表示方法。そもそも”フローティング棒グラフ”がぴったり来るけど、エクセルでも多少作成が面倒。ズームインなどは横軸の最大値/最小値の操作になってしまう。

なお、Googleスプレッドでも積み上げグラフは作成可能。その利用だと利用ソフトに依存しないけど、”フローティング棒グラフ”が書けない。つまり系列を透明色にできない。またグラフ編集で、最小値などの指定ができないのもネック。

蛇足かもしれないけど、GoogleスプレッドではGoogle Motion chart という、ちょっと面白い機能を利用できる。でも、Motion chartでの”年”は1900年以降(ただし細部は未確認)なので、今回のような用途には利用不可。

色々考えてみたけど、上記対応では満足行くものがない。ほんと困った~。今後も探してみるけど、アイデアやヒントになりそうなものがあったら、コメント記載や直メールください。

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