つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

新型コロナ 新規感染者数は地下鉄利用客数と逆相関?

今朝の日経新聞の首都圏版に、東京都の新型コロナ感染者数の急減に関して、モニタリング会議で繁華街の滞留人口減とワクチン接種が進んだことを理由とした記事が出てた。記事での見出しはワクチン”接種進展寄与”。大臣による感染者数急増理由などでも同様だけど、筆頭原因程度を述べて、人流抑制をとかリモート就労を連呼するのと似てて、何だかな~と思える。オリンピック/パラリンピックが終わったことが書かれてないから、違和感がなおさら。

 

繁華街の滞留人口減って、都医学研によるデータと思われるが、18時から24時を含め全体的に、昨年5月から今年5月まで高水準を維持してる。直近での減少を理由とするなら、新規感染者数が昨年5月から一定になりそうだがそうでもない。

今年のGWも直前と比較して人流が激減しているが、感染者数はむしろ増大。その辺りの説明もつかない、、、。

 

実は個人的に、人流なり滞留人口って、新型コロナ新規感染者数と、さほど相関無いんじゃないかと思ってた。むしろ成田や羽田の旅客数と相関?と思いつつも、これらのデータって、年に1度の公表みたいで諦め。(地方の小さな空港の方が、データ公表が行われている?)

東京駅などの利用客数もデータが無いのは似たようなもの。東京駅界隈の人流はそれなりに分るが、新型コロナの急激な増加と激減のようなピークと、相関になりにくいと感じた。

 

で、つらつらと、交通機関の利用客数がタイムリーに分らないかと調べて行きついたのが、東京都の都営地下鉄利用客数。今年のお盆での利用客数減が、繁華街の人流減よりも分かりやすい。

当然というと変だが、都営地下鉄利用客数は、暮れと正月も一旦急減。そしてGWは、暮れや盆より極端ではないが、少し減っている。

それらを考えると、東京都の(都営)地下鉄利用客数が減って、東京都を含め全国の感染者が増える感じ。個人的な推量とイメージでは、成田や羽田などへ海外から、東京都などで感染広がって暮れや盆で、(東京都の地下鉄利用とかは減るのに)全国へ。そんな感じ。

 

一応、新規感染者数と都営地下鉄利用客数の、サイトとスナップショットは以下。

新規感染者数はNHKサイト。

【東京都】新型コロナウイルス感染者数・死者数の推移・累計グラフ:最新ニュース-NHK

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都営地下鉄利用客数は都のサイト。

東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト | 東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト

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新型コロナの新規感染者数の原因(因子)を、複数考えることは重要と思われる。今回は都内の地下鉄利用客数がたまたま数値的に逆相関ありそうと述べたが、他に考えられるものがあるだろう。特に暮れや盆の人の移動は関係しそうだが、それの日々(に近い頻度で)更新されるデータ探しは重要と思える。場合によっては、データ取得やデータ発表なども検討かと思う。

 

新型コロナを少し長い目で見るとSARSの仲間で、新型コロナ自体の変異も人に大きく影響するものが少なくない。ワクチン効果が言われているが永久的ではないわけだし、変異での重症化が、その都度心配の種になることも予想できる。海外との水際作戦、そして国内での水際作戦のためにも、新規感染者数の原因(因子)をモニタリングしておくことは重要と考える。

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