つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

2011年 雑記

昨年と同様、大晦日なので今年2011年で気になったことなどを書いてみる。今年は充電期間というか充電のお陰で、ぽつりぽつりとブログに書いたことが多いので、ここでの雑記は少な目。

アジャイル

催しや講演への出席で、アジャイル関係が増えた。特にスクラム。知った顔が増えたのは自分なりに良かったと思う。スクラムでは、PMP資格保持のためのCPDに登録できるセミナーもあり、ちょっと気分的に助かった。

・”阻害要因”

セミナーなどで、”阻害要因”で議論しだすのには辟易することが少なくなかった。アジャイルを導入する時の阻害要因はなんだろうとか議論し出す。アジャイルだけじゃなくて、ソフトウェア開発やテストなどでの手法の勉強会でもそう。

それを克服したケースの勉強ではなくて、そもそも導入したいけどと先々の不安の話が多い。しかも、それに対するアドバイスになるかと思いきや、業界系の書籍や雑誌などに書かれていることのオンパレード。愚痴と言うよりもコピペの世界。なんだかなーと思うことが少なくなかった。

また、テーマが「○○は使い物になるか」というケースもあった。あるいは、議論がそっちになっていく。PMBOKは使い物になるかとか、BABOKは使い物になるかとか、、、。どの部分が良くないとかではなくて、包括的な対立構造の会話を楽しむ感じ。時々時間の無駄に感じる時も。

セミナーとかの演習じゃそうでも、その後の有志の二次会とかではアドバイスを含めた突っ込んだ話しの交わされて、そっちの方が参考となった位。

なんかそんなコツを学んだり、コピペ議論の多そうな会合や書籍類を避けたせいか、今年後半は遭遇することは少なくなったように思う。

・自炊、他炊

今年は、自炊/他炊を結構実施。便利と感じた反面、大型雑誌などをスキャンしてくれる業者探しに手間取ったりした。作家等の「自炊業者」への質問状の関係か、そもそも業者一覧のページが無くなったものや良さそうと思っても業者が無くなっていたり該当サービスを止めたりしてた。業者探しに手間取ったのは、そんな背景も影響。今のところ2つくらいの業者に絞り、○○はA社、**はB社と使い分けて依頼している。

スキャンサービス自体、一時的な話題沸騰は収まった気もする。自分の方もスキャンそのものから、どう情報活用するかに視点が移った。スキャンでの自動OCRはさほど高性能ではないが、かといって手動OCRは時間の無駄にも感じるのがちょっと悩みのタネ。

充電と書きながら、文書やプレゼン資料にしようと思っていたものでまとめ切れてないのがいくつか。書くスピードが遅いというか考えをまとめるのが遅いというか、、、、、。その点は猛反省の1年だった。

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