つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

紅白歌合戦プロジェクトの振り返り

昨年暮れのNHK「紅白歌合戦」関連で、個人的に面白かったのが、Twitterでのつぶやき。アカウントは、 nhk_kouhaku 。以下で、少し過去のも読める。当日の様子もそうだったけど、プロジェクト進行の様子を知る上でも参考になった。

http://twilog.org/nhk_kouhaku

今日24日のつぶやきは、ディレクターさんたちでの反省会。プロジェクト終了後、1月後の”振り返り”というわけだ。

で、ウィキペディアにも2010年の紅白歌合戦の項目があって、以下。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC61%E5%9B%9ENHK%E7%B4%85%E7%99%BD%E6%AD%8C%E5%90%88%E6%88%A6

歌手・グループは紅白22組ずつの計44組。225分番組。10月14日 に放送日時とテーマを発表して、本放送は12月31日。個人的に、仮想プロジェクトと考えて、どんなスケジュールでどんなタスクがありそうかを考えてみるのは良い思考実験になるかな~と思えた。

ウィキペディアでの項目にも色んな事があるし、Twitterでのつぶやきでは他の番組での取り上げとか、データ放送やワンセグのことも時々書かれていた。紅白歌合戦プロジェクトマネジメントなり、紅白歌合戦プログラムマネジメントを意識してしまった。しかもふと思うに、管理的な側面よりも、色んなサブプロジェクトとの協調といったイメージの方が良さそう。(本件は、結構身近なプロジェクトでもそうなんだけど、その辺りはいつか、、、。)

ちなみに、つぶやきで面白く感じたのが以下。 (もうTwilogそのものには無い。)

12月10日のつぶやき:紅白の新人スタッフによるリレー連載「はじめての紅白」がブログでスタート。

12月27日のつぶやき:紅白の台本が印刷所からあがってきました。全449ページ! 厚さおよそ2.5cm

10日の方は、新人スタッフの立場では、ちょっと想定外の作業だったかと思う。身近なプロジェクトとかなら、不平にも結びつきそうとか、新人スタッフさんも大変だな~と感じた。逆に、乗り気な人もいたかもしれない。

27日の件は、29日からリハーサルだったので、28日の1日でスタッフで読み合わせとかやったんだと思う。大なり小なり間違いも見つかるだろうから、その修正とかその情報徹底も必要だったろう。 (ちなみに、225分/449ページなので、一般的なドラマそして歌番組などよりも、結構濃厚な台本なのではないだろうか。専門じゃないけど。)

ボリューム的にはちょっとした製品の仕様書程度にも思えるので、(精度とかも関連するだろうけど)1日とかでレビューする世界も、少し頭の隅に入れてても良いかと思った次第だ。超俊敏。いずれにしろ、良い思考実験になった。

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