今日は見学会。富士通の中原工場。 (ほんとは会合もあったんだけど、、、、。) ちなみに、見学したのは「富士通テクノロジーホール」で、一般公開じゃないので、注意のこと。 http://jp.fujitsu.com/facilities/kawasaki/exhibition/
情報系の出身なので、どうしても、展示品の中でリレー計算機「FACOM128B」は気にしてた。昭和30年代中頃の機械が実際に動作するとのことで、楽しみだった。 説明の人が二乗とかルートを計算するというのを、(機械の方に目が行き)上の空で聞いてたら結構な音がしだした。リレーの音とプリンターの音。 実は、その音を聞きながら、どんな処理を行っているか頭を巡らそうとしたけど、冒頭で少しパニック。と言うのも、計算とプリントってパラに処理している気がしたため。リレーの音とプリントの音が、並行に鳴っている感じ。勘違い? また、リレーの”カチャ”の音で、テイラー展開とかの○段を計算、次の”カチャ”で次の段かとか考えたりした。ただし、それだと少し回数が少ないような気もした。なんか計算の工夫をしているのかも。ちなみに、真ん中の写真で判るけど、ルート2の末尾を4捨5入している。固定小数だと、処理が楽なんだろうなとかも思った。 また、左の写真は、本計算機のメンテナンスの掲示。月に2回ほど沼津から技術者が来るようなことを言ってたが、聞き違いならごめんなさい。また、メンテナンスでのネックは”紙”みたいだ。左の写真での真ん中とかで紙を筒状にしたものがある。紙テープを幅広にした感じのもの。その紙が、手に入りにくくなっているようだ。 それにしても、良い話だし、メンテナンスして動作させる活動は続けて欲しい。
この2つの写真は、故”池田敏雄”のコーナーのもの。右の写真のは、ノートの記載のようなんだけど、ほとんどが解読不能というか何を書こうとしてるのか判らない。撮影の時に後で分かるかもと思って撮影したけど、不明。 詳しそうな人に聞いてみようかな。ちなみに、ふと”池田敏雄”さんのことを再調査したら、ウィキペディアなどでも結構ユニークな行動が書かれてた。 リレー計算機といい、今日はちょっと昔を懐かしむことができた一時だった。