昨日入手して、帰りのロマンスカーの中でさらっと読んだ。結構細かい部分もあって、今さっき全般的に再読。
内容で濃いと思ったのが「続 ソフトウェアテストヒストリー 日本編」。”続”っていっても、先号は海外の情報だったので、日本の話としては初めて。また、ソフトウェアテストが多少中心だけど、ソフトウェア全般の話と考えても良い。「ソフトウェア」を”紙もの”/”やわもの”と呼んだ(呼ぼうとした)時期があったけど、その逸話などのエピソードがいくつか書かれている。
「ソフトウェアテストヒストリー 日本編」で良いな~と思ったのは、歴史年表に、大きなシステムとかテスト関係書籍やコミュニティ、企業の技報の類も書かれている点かな。コミュニティや技報って、俯瞰的な記載は余り目にしない。(ただし、技報は、東芝、日立、富士通、NECのみ)
文献一覧は結構細かい。「えっ、○○の本にソフトウェアテストって書かれてたんだ」みたいな驚きも少なくない。こんな時には、雑誌Bitの、ネット上の本文検索があればと思うのは私だけだろうか。
他に、コンテキストを利用した意味ネットワークと称した品質担当者とテスト担当者の違いもあり、参考になった。ただし、こちらは私の理解が足りない。機会あったら、コンテキストを利用した意味ネットワークについて詳しく聞いてみるつもり。(1度短時間で聞いた気もするけど、理解できてない。)