つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

NTT 武蔵野R&Dセンタ 見学

今日は技術士関連で、NTTの施設見学。NTTの三鷹(研究所)で、展示ホールと同じ敷地内の「NTT技術資料館」の見学。ちなみに、展示ホールの案内がPDFであるし、NTT技術資料館のページは以下。

 

http://www.hct.ecl.ntt.co.jp/

 

展示ホールでは、秘密計算システム、Jubatus(ユバタス)、フォトニック結晶、使用電力測定のシステムなどを見学した。同じ見学グループメンバーから、結構鋭い質問が出た。鋭すぎるなり一部的外れに思える質問も出たけど、結構丁寧に回答してもらったと思う。(というか、自分が同じ立場で説明してたら、回答断念するかも。^.^;)

 

いずれにしろ、細部のことまで知ることができたのは貴重。また、個人的には、実際のケーブルの展示やちょう架の設備なども展示されてて、結構気づいてないこともあって参考になった。

 

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「NTT技術資料館」は、電信や電話、そしてコンピュータに関する展示があった。撮影はOKだったけど、ブログなどへの掲載は原則不可。広報の人に、この写真をアップしても良いですかと実際に見せて許可をもらう格好。

 

左の写真がそうなんだけど、NTT技術資料館のページのと変わらない。^.^; なお、最初この展示を見たときには、オルセー美術館の”睡蓮”を思わすようにも思えて、ちょっと感激した。

 

DIPSとかパラメトロン計算機といった黎明期のコンピュータや周辺機器の展示は、結構興味をそそった。(ただし、実際に動かないのが少し残念。つい関係者に、富士通のは動くのにと言っちゃった。)

 

世田谷でのケーブル火災事故(「世田谷とう道火災」)の展示が結構スペースを占めていたのが意外だったが、ある意味事故の教訓を生かそうとの考えなのだろう。

 

ちなみに、「NTT技術資料館」は木曜日に一般見学が可能で、無料とのこと。興味あればどうぞ。

 

 

幕末からを含む技術革新、そして最近の技術動向も知ることができて、有意義な一日だった。ちなみに懇親会では、ADSLが話題となった頃に「日本は光ネットワークで行くんだ」と言ってたのと対比して、昨今は日本の通信インフラをどうしたいとの話しがないように思える旨をしゃべっちゃった。直近では、アメリカによる盗聴も話題となった。そんなことを検討するのは政府の仕事かもしれないけど、ちょっと気になった。

 

幹事さんやNTTの関係者の皆さん、ありがとうございました。

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