つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

ソフトウェア開発での準委任契約

ソフトウェア開発で知っておくべき法律としては、請負等の外注管理関係と特許関係だろう。で、昨今、前者もちょっと厄介になってきた。偽装請負などがニュースになるのも理由だろう。かといってソフトウェア開発の場合、バグ無しを証明できるかといった学術的な事項、バグ無しの検収、改良の場合の元ソースバグとの関係など、いろんな事が複雑に絡んではいる。

一般的には、請負契約により納品後1年間のバグは無償保証のケースが多そうだ。じゃ1年を超えたら、、、。派遣利用の場合は、1年を超えたらというか納入後をどう考えるか、、、。さらに厄介なのは、仕様変更。基本仕様の変更でなくても、細部の変更は良くある話である。

で、アジャイル開発系の場合は、”準委任契約”のケースが良さそうとの話が多いと思う。その関連で参考になったのが以下。日経コンピュータでも記事になったように思う。(ちなみに以下のページは2ページ目)

要件未定でも納期は厳守 “アジャイル開発”で乗り切る

このページが良いのは、”準委任契約”の明言もだが、アジャイルでの開発での課題とその克服が書かれている点。ITシステム構築としても参考になると言える。

開発サイドが”準委任契約”に踏み切れないのは、自らがソースコードに責任を持つ必要があるため。極端には、”準委任契約”は、バグがあっても委託先にその責はないからだ。

ただ、昨今のように改良開発や派生開発が続く場合は、発注側がソースコードに責任を持つとか、ソースコードの構造やロジックについては理解している方が全体効率は高いはず。セキュリティ対策とか保守開発でも大同小異ではないだろうか。

”準委任契約”の長所と短所などは、押さえておいた方が良いだろう。また、身近で”準委任契約”をやっていなかった場合、お試し的に実施してみるのも価値があるかもしれない。

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