今日のTBS[E:tv]「がっちりマンデー!!」は、コンクリート業界。世界で(恐らく)一番硬いコンクリート「ダクタル」なども紹介された。
で、建築現場での「プレキャスト工法」が紹介された。
http://www.tbs.co.jp/gacchiri/oa20080803-mo3.html
現場で生コン注入するんじゃなくて、工場(別の所)で作ったものを現場に運ぶというもの。1フロア2週間かかっていたのが4日で済む。ここのブログ読んでる人は知ってると思うけど、建築での進捗管理として、コンクリートで厄介なのが「養生」。コンクリートが乾くまでは、どんなに頑張っても日数がかかってしまう。そこには、いくら人数かけても解決しない。この工法だと、それを視野に入れなくてもいいんだから、期間短縮になり、発想として自由度が広がる。
建築ではそうやって工法など工夫するのに、ソフトウェアはなかなか進展しない。(進展しているとは思えない、広まっているとは思えない。あるいは工法が大規模建築に適応できるのに対して、なかなか大規模ソフト開発での効率化の決め手が無い。) 逆に、3K,5K,最近は7Kとまで言われる業界になってしまった。
あっ、蛇足かもしれないけど、個人的には「養生」のメリットはあると考えている。建築だと、一度見回りなどをして確認するのに当てられる。ソフトウェアだと、レビューなどでの後日気づきみたいな感じ。なので、「養生」という期間を全くなくすよりも、代わりの(短くていいから)バッファは設けていた方がいいと思う。