録画再生して面白かったのが、CSディスカバリーチャネルの「奇跡の建造:韓国・未来都市ソンド」。5月6日にリピート放送がある。
http://japan.discovery.com/episode/index.php?eid1=876007&eid2=000000
空港で有名な仁川 ( インチョン )の市内で、位置的には仁川空港の対岸。埋め立て地で、仁川との橋も建築しようとしている。
旅行サイトでのページが以下。”松島”とも記載するようだ。
http://freepasskorea.web.infoseek.co.jp/songdo/songdo.htm
番組は、ソンドの都市計画、中心的なコンベンションセンターの設計や建築の様子、そして仁川との橋の建築の様子が紹介された。都市計画の設計は、アメリカの企業だったと思う。
個人的に面白かったのが、仁川との橋の建築。部材(というか結構大きな鉄筋コンクリートのユニット)を作って現場まで運ぶが、コンクリートの養生で“蒸す”やり方を実施。5日かかるところを16時間にしたそうだ。現場の人のヘルメットには、”サムスン”のマーク。また橋の建築現場は干潟のため、勤務形態は満潮/干潮の関係で、”月”をベースにしたものにしたそうだ。
また、コンベンションセンターは、柱が無くて梁で支えるタイプ。構造計算やその確認では、自動車の破壊シミュレーションを用いたとのこと。埋め立て地とのことで、梁の端は地下深くの鉄筋などで支えている。ただし、耐震はM7と言ったように思う。今回の震災との対比では少し気になった。
韓国の行政単位を知らないけど、仁川市内には空港があって、ソンド(松島)のような都市を作って空港との橋を架けるという。それらを1つの市で実施できる所もすごい。なんか韓国の躍動感を感じた。