つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

大学の技術者倫理の授業で、コメントを述べた

今日は、母校大学の「技術者倫理」の授業に参加。先生の授業をほんの少しサポートする格好で、一昨年だったかも参加した。技術士の数人の他のメンバーと一緒だったけど、他のメンバーはさらにもう1回お手伝いしている。

授業の中の1回に演台に立って、考えや感想を述べるというもの。一昨年は技術者倫理に関する事例に対して、手伝いの各自が倫理的に良くないのは○○と述べるやり方。1人2,3分。自分もだし、後日の生徒の感想でも、色んな考えがあるんだ~と感じた。会社などに身を置いて、それに近いことに遭遇するかもしれない訳で、具体的な考えを聞き、じゃ自分としてどうするかを思考実験できたのは学生にとっても良いことと思う。

 

今年は、技術者倫理に関する事例を、学生がグループで討議。事例に関係したステークホルダーに分けて、グループ内で討議する。しかもグループ内を2つに分けて、技術者が悪かったのか悪くないのかディベート的にまとめるというもの。(各ステークホルダーごとに、悪い/悪くないを述べるのが元々の意図だったと思うけど、ここでは分かりやすく技術者が悪かったかと記述。)

我々お手伝いは、その学生グループの発表を聞いて、グループ内の考え方や視点として、良かったと考える事項を中心に述べるというもの。我々の時間は1人1,2分。

学生さん側も当時や発表など大変だったと思うけど、こちらもその日に聞いた内容を元に喋ることになるので、頭はフル回転だった。なお、一昨年と比較して今年は参加学生が倍くらいに増えて、我々は演台脇のスペースにパイプ椅子に座ってメモなどを取る羽目になった。学生の認識などが少し変わって、授業を受ける人数が増えたのかもしれない。

 

事前の準備も含めて、こちらも勉強になった。今回の技術者倫理の事例が最近の案件で、調べていくうちに(特にそれ以前とか副次的に)そんなこともあったのか~が多い。ちなみに今年の事例としては、JR福知山線脱線事故や、雪印乳業の乳製品による集団食中毒事件など。個人的に「技術者倫理というよりも、、、」みたいなのもあったけど、学生さんのまとめ方でもそれに近いというか、悪かったのは技術者よりも○○と考えるみたいな発表もあった。自分的にはさすがと少し感心。先生もそれに近い事を意識しての事例選びだったのかもしれないが、、。

 

技術士の会合で技術者倫理が取り上げられることが多いし、技術士で大学授業を担当してらっしゃる方もチラホラいらっしゃる。社内研修のプログラムを作成したり、講師役の人もいるだろう。今回のような大学授業への関与の仕方も悪くないと感じたし、学生らの意見を聞いたりするのは非常に有益と考えた。

 

 

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