今日買った雑誌、”日経ビジネス”と”週刊東洋経済”。特集は、前者が「日立とニッポン」、後者が「鉄道革命」。
「日立とニッポン」は、HDD事業の赤字、原子力でのトラブル、、。補修費用額なども書かれており、品質の重要性を感じる。
それにしても、一時期時価総額で、三菱に抜かれたそうだ。また、直近でも日立本体は赤字、日立建機など優良子会社の利益が補填する格好だそうだ。一時期の大幅赤字は知っていたが、直近でも赤字だったとは、、。
ただ、悲観めいた話だけではない。ヨーロッパでのインフラビジネスを中心とした総合展示会の開催などが書かれている。白物家電の展示は一切なく、薄型テレビも片隅とか。また、日立の環境技術にも少し触れている。
何となく、家電業界の共食い現象の、これから先を示唆しているようにも思える。
「鉄道革命」は、シベリヤやヨーロッパでの大きな鉄道プロジェクトの話があって、小気味いい。中国、台湾などでの商戦、鉄道博物館の話題、富山の路面電車のことなどにも触れている。TVとかで断片的に知っていることも少なくないけど、まとまって書いてあると、新しい気づきがあるかもしれない。
何か最近、”週刊東洋経済”って面白いネタがポツリポツリと増えた気がするな~。