今日のニュース。台風7号も気になったけど、それよりショックだったのが”杉浦日向子”(すぎうら・ひなこ)さんの訃報。
時々しか見なかったが、NHKの「お江戸でござる」のしゃべり方が好きだった。
手元に杉浦日向子さん監修のワニブック「お江戸でござる」があったので、今日は電車の中で読み直した。
紙のリサイクルでは、証文の類も持ち込まれるので色んな字を読める小僧さんがいた話や、リサイクル屋さんが証文を3年も保管しておいてくれたエピソードも。
寺子屋(江戸での呼び方は指南所)での就学率が7割〜8割あった話や、そこでの先生の技術に”倒書”と言うものがあったという話。”倒書”は、子供と向き合って上下逆さまの文字を書き順も正しく書くというもの。
江戸時代にいいものがあったという話を、ヒステリックな口調ではなく、日向子さん風に言われると、ついつい一部でも真似してみようかなと思う時があった。
以前から、日向子さんに江戸時代の技術継承とか大規模工事の管理方法などを話してもらえればと思っていたが、もう叶わぬ事になってしまった。 合掌。