今日のNHK「その時歴史が動いた」は、戦艦大和。先週等の予告を見た時、以前の番組の再放送と勝手に思っていたので、特に意識していなかった。
たまたまチャンネルを回していたら、呉市の大和ミュージアムの風景が。番組が「その時歴史が動いた」だと分かり、食い入るように見てしまった。
戦艦大和自体の持つ技術力の高さは色々言われているが、今年更に感心したのは「戦艦大和 復元プロジェクト」を読んで。(この本は、大和ミュージアムに置いてある1/10の大和の復元プロジェクトの話。)
復元の大和は、甲板の木の部分を一つ一つ張り合わせているそうである。また設計図があったとしても、その後の改良や時代の変化で、いつの大和を復元するか悩む記述の部分には頭が下がった。
残っている設計図を信用しないというか、設計図をベースに改良するという考えは、特にソフトウェアの設計者は傾聴に値すると思う。もっとも、設計図めいたドキュメントやラフを書きもしないで、いきなりプログラム作るのがいるから困ったもんだけど。(自分だけで使うようなのならいいんだけどね。)
明日深夜に再放送があるので、きっちりと最初から見ようと思う。また、いつか大和ミュージアムに行ってみようと思っているが、いつになる事やら。
ちなみに、私の伯父は戦死。大和の沈没と同じ時だったという事や鹿児島で大和沈没の爆発音が聞こえたという話を高校生の頃聞いた。伯父の乗船が大和だったかまでは分からないが、少し大和を身近に感じるこの頃でもある。