つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

JaSST'11 Tokyoでの「テスト設計コンテスト」

都合で出席できないけど、結構楽しみにしてるのが、JaSST'11 Tokyoでの「テスト設計コンテスト」。目黒雅叙園 1/26(水)。

 

http://www.jasst.jp/archives/jasst11e/session_11e.html#a5

 

仮想的な機器(魔法瓶)の仕様書を元に、テスト設計を行い、コンテストとするというもの。魔法瓶の仕様書は、結構詳しいというかポイントを押さえた書き方をしてあると思っている。

 

楽しみにしてるのは、

 

1)テスト設計書の具体的なものを、公の場で議論する事って少ない

 

今まで、あったらいいな~と懇親会の類で話したこともあって、期待してる。

 

2)どんな視点でのテスト設計書が出てくるか

 

ソフトウェアの分野では、組込み系。自分の経験をベースに言えば、この魔法瓶の仕様書には、基本的な要求とか商品性での重要事項がちりばめられている。それをコンテストの出場者が、どうテスト設計書に反映するだろうかと。

 

3)”テスト設計”での受け取り方

 

「成果物:テスト設計書 ※設計技法は問いません」の記載で、コンテスト出場者からのテスト設計書/テスト設計(仕様)書に大きな違いがあるのか無いのかも少し気になるところ。フォーマット(/記載項目)が自体が千差万別になるのか、フォーマットは似通ったもので記述内容が異なる程度なのか、、、、。

 

 

興味ある方は、コンテストに出場したり、会場に出向いてはどうでしょう。

 

 

蛇足:コンテストの後日にでも、現実の魔法瓶のソフトウェアテスト担当者や品質保証の人なんかとの、意見交換があっても良いだろう。事務局による催しでも良いし、雑誌社なんかの企画でも面白そう。現実の魔法瓶のテスト設計の方が相当進んでいるかもしれないし、逆にコンテストでの考え方が現実のテストに役立つこともあるかもしれない。あるいは、テストに関する視点の違いなんかも、我々には気になる。(”魔法瓶”に限定する必要は無いんだけど、コンテスト前ということもあって、ここでは敢えて明示しないでおく。)

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