つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

時々台詞と異なる時代劇テレビ字幕

歳のせいか^.^;、時代劇を結構見るようになっている。地上波では激減したとの話もあるようだが、個人的にはCS放送も含めて見ているせいか激増のイメージに近い。また、通常の番組も含めて基本的に”字幕”オンにしている。

 

で、最近時代劇の台詞と字幕とが食い違うケースを目にして、気になって来た。ニュース系の番組では、リアル字幕の関係もあって誤字脱字とか字幕が間に合わないケースがあるが、それとはちょっと違う。また、時代劇のような過去放送で言葉の端々が異なってるケースと違って、言い回し的な違いもある。しかもそれなりに頻繁。

 

何かルールめいたものが無いのか時々注意しているが、よく分からなかった。番組をなかなか特定できない。前日見つかったと思っても、今日の回ではすぐに分からないなど。ただ、実例として述べる、地上波での「暴れん坊将軍」再放送で時々見かける気がする。

 

例は、暴れん坊將軍3 #93回 「幼きいのち なみだ旅!」の地上波再放送。(時代劇データベースによっては、#98としているものもあるようだ。番組回に、スペシャル回を加える加えないの違いとのこと。)

 

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字幕では「用があり」だけど、実際の台詞は「用があって」。

 

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その直後でのシーン。字幕では「行ってくれぬか」だけど、実際の台詞は「行ってもらえないだろうか」。

 

もしかしたらと思いついたのが、字幕を台本から作成しているのかもということ。台本の版の違いとか、撮影現場で微細修正したとか。

技術的には細部になるのかもしれないが、テレビ字幕の自動生成やニュース原稿からの音声生成技術の展示や発表は少なくない。画像生成を組み合わせての、人工的なアナウンサーへの試みもある。また、リアル字幕を音声認識技術でとの試みもあるようだが、完全な実用化には課題が少なくない感じ?

 

4Kなどのためのフィイルムからのデジタル化においても、フイルム上の傷などの修正の他に、音声加工や字幕生成は行われている。台本の残っている映画やテレビドラマなどは、台本の方から台詞というか字幕を生成、その後に人間が聞いての修正とかが行われつつあるのかもしれない。

時代劇での字幕を気にかけて、そんな事を思った。

 

技術講演で「東京オリンピック」 先々月に続いて

今日は、技術士会登録グループ「IT21の会」の例会。

 

メインテーマは「東京2020大会輸送と企業活動との両立に向けて」で、先々月8月の例会のメインテーマが「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の準備~施設整備を中心に~」。続けて2020年オリンピックの話を聞く事ができた。

 

どちらも都や国としての準備も色々大変だな~と感じたけど、今月のは企業への協力依頼も大変なんだ~と感じた次第。

 

大会輸送での準備として、直接に近い間接的な輸送として、放送に使われる機材輸送などの話が出た。言われてみれば理解できるけど、そんなことまで手配や確認をするのは大変そう、、、。(放送局ばかりじゃなくてメーカーが局向けに現地=東京へということもありそうだし。)

間接的な事項として、選手輸送が一般の物流に大幅に影響しないようにの対策が必要。交通量の予測を行ったり、混雑に対する情報伝達なども行うようで、思っていた以上に大掛かり。

 

東京オリンピックに対するプロジェクト管理的な話を、しかも2回続けて聞けて貴重だった。

 

 

 

技術士 情報工学部門でのアジャイルワークショップ

今日は機械振興会館で、アジャイルに関するワークショップへの参加。技術士情報工学部会と情報処理学会のコラボで、講演者は㈱アトラクタの原田氏。

 

アジャイルの概要、そしてワークショップ、Scrumの概要説明。ワークショップは特に紙飛行機によるグループ対抗、というとアジャイルの関係者や体験者には分かりやすいかと思う。

 

普段の情報工学部門の会合よりは若い人が多かったけど、アジャイルのワークショップとしては自分も含め年齢層の高いメンバーがちらほらといった感じ。そんな人達が、紙飛行機対抗に興じる?風景は、ちょっと面白かった。というか、座学のみだと書き物にあるような質疑になりがち(終始しそう)で、それが今回は少なかった気がする。また、普段見知ったメンバーの飛行機対抗でのグループ内取り組みみたいなのもチラ見できて、そういう発想をするのかとかグループ取り纏めや意見だしをするのかといったことも参考になった。

 

自分としては、飛行機対抗は以前1度か2度やったことがあるけど、その経験をすっかり忘れてた。自分なりに「うーん」^.^;;;;。 アジャイルワークショップの他の題材でも似た事があって、こんなことなら、スクラムなどのゲーム的な勉強も終わった後に自分なりのメモを残すなどをすべきなのかな~と反省。これからアジャイル勉強の人達は、是非そんなことにも留意してた方が良いと、アドバイス、、、。

また、最初の方で、原田さんがポストイットの剥がし方を伝授。アジャイルの講演とかで良くやるそうで、下から捲るように剥がしては駄目で、カールしてしまうため。逆にするとか横から剥がすのが良いそうな。個人的には知らんかった。

 

懇親会とかでは、自分も含め講師と多少の面識ある人がチラホラ。アジャイルやってみたとか、アジャイルへの質問の人に耳を傾ける格好が多かったように思う。

 

言い方が変だけど、中高年というか組織体での管理者とか承認者が、こんなのを通じてアジャイルに触れるのは良いことだと思う。ネット記事やコンサル/教育系企業の文言では、なんかアジャイルという言葉が独り歩きしている気もしないではない。あまりに幅広い事を述べたり、成功事例だけが列記される。今回のようなアジャイル(今回はスクラム)のちょっとした体験で、アジャイルチームの雰囲気とか注意点、そしてサポートや監視に関して少しイメージできるのは良いことと考えた。

 

ForeAthlete 15Jを飛行機で使ってみたら、、、

飛行機に乗るチャンスがあって、しかも時計としてGPSスポーツウォッチのForeAthlete 15Jを身につけてた。以前、Foretrex301Jで実験したけど、ちょうど良いやとForeAthlete 15Jでも飛行機でのテストを実施。 15Jはジョギング用のウォッチで、一応カタログスペックでは稼働時間はGPS使用時約8時間とのことだが、自分としては数時間程度との認識。まっフルマラソンのレースでは使用できるといった感じ。 最近は、フィット感も良いので、改まった時でない場合の日常で使うことが少なくない。
飛行機の1週間ほど前の往路での席は窓際。今では離陸の時もGPSオンにしても問題なかったが、一応離陸してしばらくして(水平飛行に近い状態)からオン。すぐにというほどでもなかったが、GPSを捕捉してスピードなどが表示された。ところが、スピードが「235.9」。単位をkm/hにしているはずなので、新幹線並み。一瞬「えっ、どうしたんだろう」と思ったけど、飛行機自体は普段と同じような飛行。次に単位設定をどっかで変更してしまったかと思って確認したけど、km/h。 どうやらスピードの最大を、235.9km/hにしている感じ。まっ、人が走るのの計測と考えれば理解できなくもなかった。ちなみに、ラップ表示での平均スピードなどでは、飛行速度に近かったと思った。また、着陸時にはスピードは段々減じてゼロになった。 なお今日の帰路時(復路)の席は通路側。隣の席が空いていたので、少し手を伸ばして、GPS捕捉できるかやってみたけど駄目だった。GPS感度が向上してるかもと思ったけど、画期的に向上というほどでも無さそうだ。 なんで、235.9なのか推測しようとしたけど、すぐには思いつかない。どこかの値がオーバーフローしてるんだろうけど。いずれにしろ知ってたから得するほどでもないけど、ある意味当然だけどGPSウォッチもソフトで出来てるんだ~と改めて認識した。 Amazonでのガーミン

タンポポ 広範囲で調べてる人達がいるんだ~

知り合いのつぶやきで、ふと気になって「タンポポ」の事を調査。元来のニホンタンポポがめっきり少なくなってセイヨウタンポポだらけなんだけど、ある意味その確認。

すると引っかかったのが、「タンポポ調査・西日本2015」 トップページ。

http://gonhana.sakura.ne.jp/tanpopo2015/index.html

現在調査中ページだけど、2010年の調査結果や2014年の調査結果のページにも行ける。

そして、「みんなで創ろう全国タンポポ前線マップ」

http://www.fujitsu.com/jp/about/environment/society/activities/case-studies/technology/psystem/dandelion/

ちょっと意外な事に富士通のサイトにあって、ITを利用した方法にも言及している。過去の前線マップにも辿れる。

で、「タンポポ調査・西日本」なんだけど、東日本版があってよさそうに思ったけどもすぐに見つからなかった。熱心な人や人達がいるかどうかに依存するのかもしれない。

あと、2010年では、徳島県香川県岡山県外来種25%以下の所が結構点在している。個人的には、少し信じられない。ニホンタンポポに注意している人達が多くて外来種が少なくカウントされてるようにしか思えないんだけど、、、。(もちろん、土壌や気候が関係するのかもしれないが。)

また「全国タンポポ前線マップ」は、ニホンタンポポ前線に九州や東北・北海道が書かれていない。もしかしたら、九州、東北・北海道にはニホンタンポポが皆無なのかもしれない。が、さすがにそんな事はないような気がしてならない。

シロバナタンポポ前線」がある。自分も、シロバナタンポポは見たことがあるか微妙なくらい珍しいと思う。それを観測してるなんてなぜかと気になったけど、温暖化の指標になるようだ。

ちなみに、自分の周り(関東)でもセイヨウタンポポだらけだけど、サイクリングで遠出したりしてニホンタンポポを見かけることはある。また、見間違いじゃないと思うけど、中低山では結構ニホンタンポポを目にする。まっそれも人の行き来や種の飛散で外来種が”攻めて”来てる様な気がする。

季節的にタンポポの開花なので、タンポポを見かけたら、ニホンタンポポか気にしようと思う。

洗濯物がびしょびしょ にわか雨や通り雨の予報

一昨日も昨日も、結構天気が良いと思って洗濯物や布団を干していたら、午後から小雨。うちもそうだったけど周りも結構干したままの所が多かった。特に我が家は、布団を湿らせたのがショック。念のためだけど、天気予報は晴れ。特に一昨日は暖かくなって、(当初は)うららかな春の気分。昨日は一昨日のを乾かそうと干したのに、また降られて、泣きっ面にハチ状態だった。

今朝は好天で、物干しの再チャレンジ。でも、ふと二の舞は御免と、TVの天気予報なども注意してた。すると、朝のNHKだったけど、通り雨の可能性を言ってた。なんだ天気予報のコーナーで言うんだと思って、ネットでの天気予報や、データ放送の天気予報を見たけど、晴れマークのみ。NHKの番組ページでも、天気予報の細かい事は書いてない。

一昨日などもそうだったけど、天気予報マークは晴れでもちょっとした雨があり、洗濯物にはそれが大ダメージ。マークって、にわか雨みたいなのを丸めて無しにしちゃうんだな~と改めて感じた。形式知にすることでの弊害や、言葉が先行してしまうことなどとちょっと似てるのかもしれない。

そこで、文言による天気予報、それもプッシュ型の情報通知がないか探したけど、なかなか良いのがない。注意報や警報辺りになれば利用してる事もあって分かるんだが、にわか雨は雷を伴えば別だけど注意報の類にならないことが多い、、、。

良さそうに思ったのは、Twitterの 「東京の天気予報」  https://twitter.com/forecast_tokyo。 最初得体が知れず、個人運用かなとか思ったけど、日本気象協会の試験運用だった。(プロフィールのリンク先で分かる。)

東京よりも気になるのは横浜なんだよな~と、「東京の天気予報」 のページでの、神奈川版のところに行ってみたけど、つぶやいてはいない。またページ上の文言は、つぶやくには少し長い。文言の細工など、東京だけ試験運用してみようとの考えのようだ。

他も色々調べたけど、良いのがない。昔個人的なつぶやきでテスト的にやってるのはあったけど、今は止めているみたい。また横浜市のつぶやきなどで一部天気のことに触れてるのがあるけど、その他の情報が多すぎてフォローする気にはなれず。

横浜市の防災の天気予報で分からなくはない。ただ、防災メールの一昨日とか読んでも、昼間のにわか雨には言及されてなかった。

ということで、巡り巡って、「東京の天気予報」 のTwitterをフォローすることにした。しばらく様子見。効果ありそうなら、多分”横浜の天気予報”の天気予報も作って欲しいとかをこのブログで書く事になるかもしれない。

修習技術者制度を考える

今日は日本技術士会での「修習技術者研究発表大会」への参加。修習技術者の研究発表もあったが、基本テーマは「修習技術者の修習のあり方について考える」 ~修習として何を身につければ良いのか~。

 

基本テーマの講演やパネル討論で多かったのが、技術士になった経緯や技術士での自己研鑽。もちろん、修習技術者などと技術士の自己研鑽が大きくは違わないけど、自分としては違いめいたものが聞ければと思って参加したので拍子抜け。あと、技術士会や技術士が、修習技術者に対して何ができるかとか何をすべきかも少し話が出ればと思ったけど、無かったように思う。

 

弁護士用語に「いそ弁」というのがある。そちらは弁護士新人が弁護士事務所に勤めること。医師にはインターン制度があった。インターン制度は医学部を卒業して無給で働くもので、昔はそれを経ないと国家試験を受けることができなかった。会計士の制度に、会計士と会計士補の制度があった。会計士補を経ないと会計士になれない。

 

技術士と、技術士補や修習技術者との関係って、会計士/会計士補の関係に近いかもしれない。ただ、大きくイメージが違うのは、後者が会計事務所に勤務しながら士を目指すが、技術士補が(個人)技術士事務所に勤務するケースは相当低いと思われる。企業内でのつながりや、知り合いとしてのつながりは多そうだが。

 

ましてや、修習技術者としては、どのようにして技術士を当てにするかなどが余り言われていない。つまり、JABEEなどで修習技術者にはなったものの、その先が見えていないというか、、、。企業内の技術士を探して研鑽することは考えられる/言えるけど、企業がJABEE卒業生に対して何らかのアドバンテージを示しているのか非常に疑問。転職サイトなどで、JABEE卒業生優遇とか修習技術者優遇とかを目にしたことが無い。(探せば見つかるかも知れないが、極端に数が少ないと思う。)

 

修習技術者もその辺りをストレートに言っても良さそうに思うが、あのような会合でもなかなか出てこなかった。その意味で、少し消化不良状態の大会参加となった。

 

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