つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

翻訳した本が「情報処理」の書評に掲載される

共訳だけど、「ソフトウェアエンジニアリング論文集80's~デマルコ・セレクション」を出版した。その書評が、「情報処理」2月号に掲載された。「情報処理」は、情報処理学会の会誌。

以下でサンプル、1ページのみが見れる。

http://shelf3.bookpark.ne.jp/ipsj/view2.asp?content_id=IPSJ-MGN480219-PRT&bv=A5AFCDDE2E16BA3909F418002F6A6C28&category=Magazine

論文での選択に関しては書評者から一言、二言あり。本件は、書評者の考えを別コミュニティで結構前に知っていたし、今回の共訳者グループ内でも当初議論のあったこと。時間や紙面数が限りあるので、仕方ない。また、共訳者グループ内で、政治的というか交渉的な議論を継続させるわけにも行かない。

ただし、科学的な考えが必要という観点は、書評者と同じと考える。日本からの情報発信とか世界に伍してとの気持ちも分かる。(後者は、外国語アレルギーの私には実践できそうにないが。)

ちなみに、共訳者グループ内では、○○では本書を○冊教育に使う予定との話を聞いたりする。ついつい、企業間や大学間等での、基礎学力なり科学的な思考の差を感じてしまう。

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