つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

トレーサビリティと検査

焼き肉チェーン店での食中毒のニュースを見聞きして、レバ刺しや馬刺しを食することが少なくない自分としては、少しひやっとした。ただし、レバ刺しは2年くらい前に2人前くらいを食して以降ご無沙汰。馬刺しは1月前くらいに2口程度食したけど、それ以前は数年前だったと思う。実は、両方とも出してくれるお店を探すのに一苦労する。というか、メニューに書いてある確率が結構低い。馬刺しは元々少ないので、地方に行った時や郷土料理屋さんで注意しておく対応になってしまっている。(蛇足:mixiには、レバ刺し好きのコミュもある。) 

レバ刺しや馬刺しと”ユッケ”とは状況が違うんだろうけど、関連で考えてしまった。また自分は鹿児島出身で、鶏刺し(鶏の刺身)が、言わば郷土料理。ふるさと会の類で出さないと、年配の人たちから一言言われるし自分たちも残念。同世代での同窓会でも同様だ。ただパーティ会場で鶏刺しを出すことは、困難になってきている。

で、今回の原因は、O-111という少し耳慣れない病原体。レバ刺し好きの視点では、規制とかを設けるにしても、(現実的な時間で)どうやって検査するんだろうとかが気になった。つまり、問題が発生してから保健所などで検査するのは判るとしても、目の前の食事前のレバ刺しが大丈夫かをどうやって判別できるかという課題。2,3日後に判明しても論外だし、そもそも熱処理すれば大丈夫と言われてもそれは刺身じゃない、、、、。

色々調べて、病原菌検査で分かりやすいというか一般的にまとまっているのが、”検疫所”のページと感じた。特に横浜のそれ。

http://www.forth.go.jp/keneki/yokohama/05_center/06/index.html

”免疫磁気ビーズ”という用語。また、PCR法など遺伝子系の検査も紹介されている。ちなみに、”食中毒菌集菌用磁気ビーズ”などの検索で具体的な検査品などにも行き着く。料金とか検査時間までの細部は調べきってはいないけど、このようなものなら、卸とか大きなチェーン店では利用できそうなイメージだ。勘違いなら悪いけど。

食の安全などでトレーサビリティの為のシステムが普及しているけど、さらに踏み込んで予防への備えも議論が必要になっているのかもしれない。流通過程の、どこで/どんな検査を行ったかの明確化。段階的な加工を考えると、肉や魚の類は、特に重要なのかもしれない。現実的な検査時間とコストの検討も、必要だろう。

なお、ソフトウェアのトレーサビリティも、議論や実践が行われつつある。でも、どの課程でどんなテストをしたかとか、現実的な検査時間やコストも検討しておくべきかな~。食中毒のニュースに関連して、ふとそう思った。

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