依頼してた表題の本が、今日届いた。「共通フレーム2007 第2版」。ソフトウェアライフサイクルプロセス。
昼読んだ時に、初版との違いがすぐに分かるかと思ったけど、そうでもなかった。近くに初版の体系の図があったので比較して、「ドメインの設計」辺りの表記の違いが分かった程度。
ただし、巻末の図が増えた気がしたが自信なし。それで自宅で調査。第2版で、巻末の図として”図5-6 保守プロセスを中心とした,問題解決に関係するプロセス連関図”が追加されていた。また本文の方に、それに関するセッションとして、第5部に”4.”が追加されている。保守プロセスに、いろんなパターン(”ルート”と呼ぶ)があり、それと他のプロセスとの関連を示している。パターン(ルート)としては、事業見直しのようなケース、OSパッチによる変更、、、。
#個人的には、連関図が、QC 連関図での深掘りということでは余り似てないので、ちょっと違和感はある。
なお、保守は、情報システム部門での作業との視点での記載である。ベンダー側の保守開発部門担当の人からは、多少意見あるかもしれない。また今回上記で追加されたペース数も、さほどでもない。
そうはいっても、保守プロセスでの実際の状況が、規格に近いレベルで多少なりとも整理されたのは良いことと思うが、いかが?