今日は、ちょっとしたカルチャーショック。IPAによる社内クラウド構築のためのOSS(オープンソースソフトウェア)の資料を読んで、そこでの内容やそこでのOSSの各バグトラッキングシステムをちらっと覗いたため。
http://www.ipa.go.jp/about/press/20101027.html
そこから「社内向けクラウド構築のために活用できるソフトウェアカタログ」の”レポート”をダウンロード。そのレポートが結構整理されてると思って、感心した。残バグ件数などが書いてある。クリティカルバグ数とかフィックスまでの期間が記載されている。ちなみに、各バグトラッキングシステムでのバグレベルには色々あるので、○○をクリティカルと捉えたなどと断っている。
さらに、そこに書かれている各OSSのバグトラッキングシステムにアクセスしてみた。(実際のアクセスは2つくらい。) 今まで、Mozillaのバグ追跡システム「Bugzilla」とかもちらっと見ているし、最近はネット系のアプリだと掲示板を用意してそこでバグ報告などを行うケースも知っている。ただ、こうも多くのソフトのバグトラッキングシステムのサイトが掲載されていると、驚いてしまう。
良い表現が思いつかないが、ちょっとマラソンチャレンジしようと思ってそれらしい靴とかウェアを用意して競技場に行ってみたら、すさまじいスピードで走り続けるマラソン選手たちを見てしまったといった感じ?? 社内クラウド構築に非常に参考になると思いながらも、向こうのソフトウェアにおける”おおっぴら”の凄まじさを感じた。凄まじいというか、それがオープンソースソフトウェアなんだと改めて感じた次第。
なお、各バグトラッキングシステムを細部まで見てないが、バグトラッキングシステムのインフラも色々。バグトラッキングシステムのインフラとしても参考になるかもしれない。また、バグカーブなども表示できるサイトがあるのかもしれないが、まだそこまで調べ切れていない。