昨日と今日(13・14日)は、プロジェクトマネジメント学会の2014年度春季研究発表大会へ。東洋大学。
ためになった講演やセッションも少なくなかったけど、全般的に以前よりさらにIT系セッションの割合が増えた感じがした。しかもIT系でのプロジェクト管理というよりも、ソフトウェア固有の問題と思えるようなことの、品質やプロセス改善の話が多いと思われた。また学生などの発表では、そんな研究してるんだ~と面白く聞けた半面、学内発表に近い気がしたというか考察も含めてもう少し練り上げや改良/改善が欲しいと感じた。
なお、印象的だったのは、”プログラム”に関するセッション。PM学会の案内等でプログラムの定義を募集してたりして、セッションに人は集まった感じ。でも、学会の定義募集への反応も希薄だったようだし、発表者と聴講してる人達とが上手く噛み合わない。自分もそうだけど、プログラムは多少は気になるけど、「プログラムをいかに上手く回すかは別の人達だろうに、、、」との思いがあるからかもしれない。事業部長とか経営層。プロジェクトは一生懸命やったけど、プログラム管理が良くなくて全体が上手く回ってない。そんな感覚の人/そんなことに遭遇した人が多いのかもしれない。プログラムに関して発表する人達の題材も、多少現実とかけ離れてるように感じているのかもしれない。(○○はプログラムだけど***はプロジェクトみたいな話もあったけど、そこから先のプログラム管理の問題や管理事項が急に抽象的に思える。)
なおその他のセッションでは、メンタルヘルスに関するセッションで具体的な取り組みなどを聞けたのは良かったと感じた。
全般的に、どうも春期大会は、自分には今ひとつの感じがしてきた。以前もそんな気分の年があったような気がする。次回の秋のプログラム発表の時には注意しておき、春期と秋期を比較してどちらに参加するかなども検討してみたい。