今日は東京ビッグサイトへ。「2013 Japan IT Week 春」の展示会見学。合計11の合同展示会で、今年から”通販ソリューション展 ”が加わった。
全体的には規模が大きくなったが逆に色々目移りして、帰ってから○○って見なかったかなとかで、反省する事項が2,3あった。個人的に「ソフトウェア開発環境展」と言うか開発環境の部分を気にしてたが、今までよりもさらに海外のオフショア系などを含む企業の展示などが多くて、少し期待はずれ。逆に後になって回った「組込みシステム開発技術展」の方の時間が無くなってしまって詳しく回れなかった。先に「組込みシステム開発技術展」を回った方が良かった。来年は、そうしようと思う。
以下断片的だが、記載する。何処の展示会だったかなどの記憶が不確かになっており、記載の順とブースとかは関連性は無いので、ご容赦。また、聞き違い勘違いも、ご容赦。
・インドのTATAのテストツールが出てた。横河のブース。自動テストまで行うとのこと。形式手法に置き換えてとのことで、TATAだったか他の会社のを昨年も目にした気がするが、横河のブースではなかったような、、、。少し意外だけど、(計測器や他のツールでの)顧客ニーズも絡んでいるのかもしれない。
・富士通は、世界初のトレーサビリティ技術搭載のPLEMIAなるトレーサビリデイツールを展示。これ以外でもISO 26262関連のツールは結構目にした。
・JDSはワンチツプAndroidを展示。Androidやアプリは固定を前提としているとのことだった。
・アマゾンウェブサービス(AWS)の展示があったが、アマゾン主体での展示と言うよりも、パートナー企業群による展示の様相を呈していた。
・オプテックスが製造し伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が販売する、3次元物体認識(距離計測)は、個人的には興味を覚えた。
・キヤノンソフトは、レクティファイ(Reqtify)を展示。Wordなどのドキュメントの関連を視覚化しトレーサビリテイを実現するための要件管理ツール。
(あれっ、そう言えばと帰ってから調べたら、ダッソーシステムズの開発。ちなみにさらに元はGeensoftでの開発で、ダッソーがGeensoftを買収。)
・Sonitorは、超音波を用いたRTLS(リアルタイムロケーションシステム)を展示。部屋内の位置情報に適している。(電波ではないので、部屋の外に漏れにくい。)
・キングジムのミーティングレコーダーは少し興味がわいた。4面のWebカメラとして使え、TV会議での利用に良さそう。なお、元々は記録用の機械のため。少しずんぐりとした形状になっている。また、4面を余すところ無く撮影するために短焦点。なので書類などを写すと少しゆがみが大きく感じる。
・ルネサスでは、微弱な電波エネルギーの回収し昇圧する回路を開発し、マイコンを動作させる実験成功を展示していた。参考出品扱い。
・コンテックは、医療/看護/医事ICTシステム端末を展示。
・IBMはSPSSの隣にCognosを展示していた。2つの違いはと聞いたら、係の人はSPSSは未来の分析でCognosは現在の分析と言ってた。技術的に言ってもらえれば良かったんだけど、それだと分かったような分からないような、、、。
・来栖川電算の、1000sors/obj(オブジェクトセンサーズ)という物体認識エンジンも良かった。既にスマホで利用されているとのこと。
・NHKメデイアテクノロジーがWebベースの動画コンテンツ作成ステムを展示してて、NHKの展示が意外に思った程度で素通りしてしまった。少し内容とか画質などを見とけば良かったと反省。
・ネットエージェントでは、”トロイの木馬”を使ったPC乗っ取りの様子をデモしてた。目の前での実演だったし、Webカメラまで操作して見せてくれて、結構(相当)参考になった。
参考になる展示が少なくなかったが、冒頭に書いたように結構見学する時間が足りなかった。来年は回る順番や少し絞った見学をしたいと思う。