つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

シナリオ作成エディタと、ソフトウェアドキュメント作成

今年の大河ドラマは「八重の桜」。鹿児島(薩摩)出身なので会津のことはよく知らないしドラマを見ることに多少抵抗があったが、映像が良いことや会津を余り知らないことでかえって新鮮に思えて、続けて見ようと思っている。

 

で今日改めて知ったのは、西田敏行さん演じる西郷頼母と八重の兄の山本覚馬とが、実際は2歳違いである点。(西田敏行さんは、大河ドラマ翔ぶが如く」では”西郷”隆盛役で、当初そちらも混乱した。)

 

実は、年末にシナリオライター向けのエディタなどを調査した。(ソフトウェア)文書の生産性という点で、参考になる点があるかもと思ってのこと。記者用の端末なども詳しく調べた方が良かったかもしれないが、個人で手に入れるというわけにはいかないし余りにその分野のための機能が多そうで我々の文書作成とはほど遠い感じがして、フリーのエディタを主に調べた。

 

「執筆用ソフト」とか「 シナリオ専用のライティングソフト」とかで検索すると、フリーのソフトがいくつか出てくる。ゲームでのシナリオ作成を意図したエディタもあるようだ。ドラマや小説向けのそれでは縦書きの記述が大きな機能だが、キャラクターの特徴や性格などを別画面として(常時?)表示することが可能になっているものが目に付いた。

 

今回だと、歴史上2歳差だけど俳優さんは年が離れていることなどをメモとして見ながらシナリオを書いていくイメージかと思う。

 

ソフトウェアドキュメント作成でも、重要な機能などを別ウィンドウで開きながら作成すれば、間違いが少なくなると思った。あるいは、変更事項が分かりやすくなっている文書が別ウィンドウで見ることができるのも良い。(ここでの別ウィンドウでの情報とは、コンパクトにまとまっているものであるべきで、分厚い基本設計書とかその変更履歴を意味するものではない。あくまでその概要レベル。)

 

例えば、基本設計書の概要部分にそれらを箇条書きしたり、その変更が分かるようになってて、概要部分を取り出して表示できるようにしておくだけでも違うだろう。

 

 

ちなみに昔の論文や記事を読むと、ソフトウェアドキュメントに対する校正ツールをポツリポツリと見かける。自動チェックも含めて、文書化での生産性向上やいかにに文書種を減らすかの工夫が大事とふと思った。

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