今日は幕張メッセで、ショー見学。11時少し過ぎに幕張駅の到着したので、駅前で何か食べることにした。で、ふっと寄ったのが”てんや”。天丼チェーン店。ここ数年は油ものを控える傾向にあるので、てんやも利用したのは3,4回くらい。
結構混んでて、待ってる最中に何気なく厨房を眺めてた。そう言えば、てんやで、今まで厨房が見える所に座ったことがなかった。
天ぷらを揚げているように見えるのは、二人。何となく分業しているようにも思えるけど、丼物でどう分担するんだろうと頭をめぐらせた。というのも、天丼って、○○丼にはエビとカボチャ・・・、**丼にはカボチャと茄子・・と丼の種類で具が違う。しかもトッピングの注文とかもあるので、組み合わせが多くなってしまう。
また、なんか油の音がして、揚げているようだ。イメージ的には具材を集めてレンジやヒーターで温める方法が効率的だろうけど、その方法でも無さそう。
どうも動きを見ていると、片方の人が具材を油の槽に流し込んで、もう片方の人が揚がったものを盛りつけしているように思える。時々御飯の盛りを手が空いた方がやったり、具材を流すのを代わったりする感じ。オーダーの紙には○○丼とかしか書いてないだろうから、どこかで具の情報に分解しないと、スピーディにお客を捌けない。多分ソフトウェアの出番。つまり各注文に対して、どの具材をいくつ揚げるかカウントして、油の槽の前辺りに表示するんだろう。
お店を出るときに、別方向から厨房が覗けたけど、片方の人はレーンのような部分に具材を流し込み、一定時間油を通ったら、盛りつけの人の前でポトリ。揚げるまでは、ベルトコンベア方式。
たいしたことでもないんだけど、思いつけて結構気が楽になったし、その辺のシステム化がチェーン店のキーポイントなんだろうと考えた。ちょっとしたJIT(Just In Time)の真髄。
それにしても回転寿司も含めて、飲食店での情報化、しかもその効率化には学ぶことが多いと思う昨今。