今日は、第24回DMS(Design Engineering & Manufacturing solutions Expo 設計・製造ソリューション展)見学で晴海に。第21回3D&バーチャル リアリティ展 (IVR)なども併設。
金属加工機や部品メーカーの展示などもあったけど、個人的には計測ツールや設計支援システムなどを中心に見て回った。シミュレーションとIVRの境界がぼやけたというか、3Dでの視覚化が増えてきた。HDの3Dも展示してあったけど、大画面で見るとかえって違和感を覚えたのは?? 個人的に、頭の中で現実でなくてバーチャルだと考えるようになっているためなのか。
手袋のようなものを付けて立体視を操作できるデモもあり、以前からあったらいいなと思い興味があったので操作させてもらった。個人的にはまだ不自然に思えた。ただし掴むような操作性が良いと思っていたけど、なかなか難しいようだ。部品内部を視覚化したいこともあるので、逆に外形の処理だけにするわけにはいかないようだ。
人間の骨や内臓をモデル化して、車などでの衝突シミュレーションを行っているブースがあった。女性とか老人や子供のモデルも可能なようだ。「トヨタテクニカルディベロップメント」という会社で、社名を見て納得。今まで人形などで行っていた衝突実験をシミュレーションで行えることになり、非常に便利。また内蔵もモデリングされているので、ベルトなどの内蔵への影響に関しても解析できるというメリットがある。
ニュースでキヤノンのIVRを目にしていたが、実際に会場で操作できた。会場でのいくつかのブースでもデモを行っていた。システム化して販売する会社などが展示していたため。ニュースから時間がなかったけど、昔試作展示してたように思うので、当時からパートナー探しやそこでのシステム開発をしてたのだろう。
CAD/CAMに関しては、やはり各製品にそれぞれ特徴があって使い分ける感じ。使い分けたり、業界や会社に寄ったどれかにするなど。(大きな会社だと複数ツールを使い分けることが出来るだろうけど、購入金額とか操作の慣れとかで何処もそうできるとは限らない。)
良い刺激になった展示会だった。
なお、本展示会に行きたかったけど、招待券応募のタイミングを見過ごしてしまった。そうTwitterでつぶやいたら、知り合いが送ってくれた。ラッキーだったし、送達も速くて驚き。郵便とか宅配便のシステムのお陰とも言える。