つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

フォーラム:NRIのシステム障害削減

今日は、PMI日本支部のフォーラムに参加。テーマ名は「システム障害の削減に向けた弊社の取り組み」、講師はNRI(野村総合研究所)の栗原氏。PMI日本フォーラムでの案内は以下で、”八割減”が印象的。 http://www.pmi-japan.org/event/open_seminar/monthly/2010_11_16_201012.php ちなみに、参加して頂いたのが、「野村総合研究所のやる気を引き出すチーム改革 (アスキー新書) 」。セミナーでの内容が結構書かれている。セミナーで触れられた”エンハンスの卵”の図は、裏表紙やP49。 システム障害事例の情報共有とか草の根的な改善活動が述べられたが、ある意味大なり小なり行われていること。ただし実践していることに意義があるし、講演や本での細部で参考となるプラクティスが少なくない。特に、パートナー企業まで巻き込んだ活動には頭が下がる。そう簡単に構築できないだろうと思って、懇親会では質問させて貰った。 講演でも述べられたが、オフショアでのパートナー企業とは、品質改善以外に(証券とかの金融系)業務知識の教育なども行ったそうだ。根気の必要な活動。 (もしかしたら、海外で金融系の業務試験が行われていたが、それも関係するのかもしれない。)
野村総合研究所は、旧野村総合研究所と野村コンピュータシステム株式会社(NCC)が1988年に合併している。その辺りは知っていたが、今は売り上げ比率がITの方が高いし社長もIT系だと、その場で知った。その辺りも、品質改善活動を全社的にしたりパートナー企業を巻き込める原動力になったようだ。ちなみに数年前に情報系の大学の人と懇親会の場で人気のある企業はどこかと聞いたら、NTTデータNRIの名前が出て印象的だった。 NCCの頃は、コンピュータシステムや業務ソフトの運用保守が主体のイメージが強かった。そのために、業務の把握やパートナー企業との息の長い連携が求められていたのだろう。それがかえって、今回の改善活動に結びつけやすかったのかもしれない。また、トラブル削減の次あるいは並行して、運用保守の改善や効率化にも取り組んでいるとのことだった。 ついでに:講演会で多少時間があったこともあり、Q&Aに時間が割かれた。印象的だったのは中国の人とのことだったが、その人らの質問。懇親会の場にも一人(?)いて、講演内容やPMI日本支部活動などを質問してた。聞いたら、NRIはオフショア開発がうまく行ってる企業とのイメージとのことで講演に参加したと。彼らの積極的/前向きな様子を見ると、頭が下がるくらい。 ついでにその2:結構昔に、旧野村総合研究所に出向いたことがあった(と思う)。暑い中に長い坂を登った記憶が、おぼろげながら。今回のを機にちょっと調べたら、旧野村総合研究所は鎌倉の坂の上にあったようで、記憶は正しそう。調べる際に写真などがネットにあり、少し懐かしい気になった。

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