「週刊ダイヤモンド」 1/23号には、”就職人気企業ランキング”も。 ちょっと目が行ったのが、理系女子の人気ランキング。1位が明治製菓、2位が資生堂。で、ロッテ、味の素、森永製菓と続く。結構食品メーカーが多くて、キューピーや明治乳業は昨年20位内にランクインしていなかった企業。
実は、一昨年だったか姪っ子が就職先分野として話していたのが、食品関係。そして関連する会社名。ちょっとマイナーだけどユニークな商品出してる会社が2,3出て、こちらが知ってることで驚かれた。逆に、こちらとしては、「なんで一般的な製造メーカーとか薬品やIT系じゃないんだろう」とか疑問になってた。その時は冗談で、「おいしいのが食べられるしね~」位のやり取りだったけど。
ただ自分でも健康食品などを購入する機会も少なくないせいか、最近は分かるような気がしてきた。つまり、食品メーカーって、理系女子の”ものづくり”に対する意識を刺激する。逆にIT系って、なんか先進的なイメージもあるけど、自分の手の届く範囲で”ものをつくってる”という意識にならない。他の製造系も大同小異。しかも、自分で欲しい物に結びつくのが少ない。
ところが、食品メーカーだと、自分で欲しいものを企画や提案できる。ロングセラーの商品だって、パッケージや味を今風(?)に変える提案を出せる可能性だってある。そう考えると、好奇心が刺激されるんだと。誰だって、しかめ面ばかりしてて仕事したいわけじゃない。
永谷園という会社の生姜関係の商品化で、「生姜倶楽部」なるものが結成されホームページとかもある。他にも、食品メーカーの商品開発に関して、ホームページ等で女性が登場することも多い。そんなこと考えると、理系女子の人気ランキングに食品メーカーが増えてきたのが頷ける。