とあるコミュニティの勉強会(合宿)スケジュール管理での、続編。
ガントチャート書いてて、途中まで、どうもスケジュールがすっきりしない。Googleドキュメントでの紹介の図と異なり、別のサマリータスクでのタスクに対して前後関係が発生したりしてた。一見して「変だな~」と思ったけど、最初理由が余り分かってなかった。
どうも各タスクでの先行タスクを考える際に、関連するタスクと、すぐに順序関係を設定しようとしていたみたい。そのため、前後関係の矢印が複雑に絡んでいた。”スパゲティプログラム”という非構造的なプログラムの呼称があるが、まさにそれ。
つまり、WBSの階層化を十分に考えてない。またWBSを階層化することで、一旦成果物を発生させ、その成果物を次の段のサマリータスクと関連づければいいのに、小さなタスク間で順序づけしようとしていた。
普段慣れたプロジェクトなら、WBSの構造化なども注意して実践するので、余り発生しない。しかし、今回のように不慣れなプロジェクトだと、ついつい忘れてしまっていたというわけだ。あるいは、WBSの構造化がちゃんと身についていなかったとも言える。
プログラマーが”スパゲティプログラム”を避ける(避けてきた)ように、PMOなどのスケジュール作成する人達もその構造化には意識が必要である。と、自分の反省も含めて記しておく。