つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

P-CMMって、国によっては人気あるのかな

ネットで調べ物してたら、”P-CMM”(People CMM 人材開発能力成熟度モデル)の文字。余り意識してなかったけど、中国の会社のNeusoftでは、ML3認定者が既に15000名とか。

 

詳しく調べたら、左のような本も既に出てたみたい。アマゾンのレビューでは好意的な事も書いてある。

 

でも、どうも個人的には、CMMとかCMMIの具現化というか教育形態は好きになれない。基本的な考えには、共鳴するんだが。そもそも、CMMCMMIへの手当が皆無というのが、、、。しかも、一時的にCMMを認証取得したのに、改善を(CMM以外でも)継続しないところが多すぎと思える。

 

#あっ、もちろん、正確には認証とかじゃ無いんだけどね。

 

P-CMMの取得者数で、その会社の技術レベルの判断材料とするのもどうかと思う。ついつい、日本人の感覚では、情報処理試験のような技術的な知識レベルとか知識分野の方で、判断したいと思える。また、P-CMMのそれなりのレベルの人達の開発プロセスをどうするかは、また別の問題と言える。PSPとかTSPのプロセスにするには、(多分大抵の日本企業には)難しいことが多すぎ。

 

 

ただ、12000人というのは、すごい数。全社的に教育を受けさせているところには敬服する。少なくとも、オフショア開発を依頼するとき、会社によってはそんなレベルの所があるという認識は必要そうだ。

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