つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

チーフエンジニア トヨタもだけどホンダにも?

今日、ネットマガジン経由でさらっと読んだのは、毎日jp”トヨタ:新型プリウス 「HVのトヨタ」盤石に--大塚明彦チーフエンジニア”。今も「チーフエンジニア」と呼ぶんだと、ふと思った。 というのも、昨年から今年にかけて読んだ本で、結構参考になったのが、「マルチプロジェクト戦略」。細部は、また後日ブログに書くけど、マルチプロジェクト=プログラム管理に書いて述べたもの。自動車メーカーのトヨタの組織変遷についても、詳しく述べている。 今回、少し読み直したけど、同じ自動車のホンダにも「チーフエンジニア」の肩書きがあった。終わりの方のインタビューワー一覧。 調べたら、ホームページで「自動車工場の概要(開発主査(チーフエンジニア))」というページも見つかった。結構、詳しく述べている。しかも相当ドライな切り口。 トヨタのチーフエンジニアは、技術系の部長経験者から選ばれるとか、直属の部下を5、6人しか持たないとかも。その辺りになると、多少真偽も気になってくる。ただし、責任の重さは確かだろうし、実際に心労で犠牲になった人のこともニュースにはなった。 なお、「自動車工場の概要(開発主査(チーフエンジニア))」のページでは、ホンダでのリーダーをLPL(リーダー・オブ・プロジェクトリーダー)と呼んでいるとの記述。「マルチプロジェクト戦略」でのチーフエンジニアとのインタビューは1992年、1994年とのことなので、本の方が新しいと思われる。あるいは、LPLとかは研究所での呼び名なのかもしれない。 自動車業界でのマルチプロジェクトも、人事権までは無いと書かれている。でも、人を集めることは、できるような書き方だ。また、細部になると、会社毎を含めて結構違うようだ。 少し先になるけど、マルチプロジェクトについてまとめる時に、少し突っ込んで調べてみるつもり。

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