メールやネット情報を整理していたら、”PBL(プロジェクト型学習)”という言葉が引っかかった。Project-based Learning。
グループでプロジェクト型の勉強を行うもの。以前からグループ学習とか呼ばれていたものに近いけど、皆で成果を出すのがミソ。もちろん、それ自体も結構前から行われてるので、教育のタイプとして新しいというわけじゃない。
ただ、言葉が確定すると普及するということはある。特に、グループ学習の実践が乏しい会社や大学などには課題となる可能性が高い。特に横文字信仰の組織体には丁度良いかな。
もう20年以上も前にプロジェクトの合間に教育担当して、グループでソフト開発をやってもらった。生産性が相当落ちる。仕様の皆での確認とか、ドキュメント化とか、、、。逆に協業するということは、そんな作業が発生することを学習してもらうのが目的。また、協業のために何が必要かを学習してもらう。
最近PBLで多いのは、文字通りプロジェクト管理。LEGOを使ったプロジェクト管理や、そしてソフトウェア開発のカリキュラムもある。
じゃ、例えばソフトウェアテスト(テスト項目作成、テスト実施)の協業とか、UML図作成の協業、要求仕様整理の協業などをちゃんとグループ学習で行っているところがあるか、、、。まだまだ、行っているところは少ないと思う。