つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

デザインウェーブ 2006年12月号

今日、会社の本屋さんでTVガイド誌を買おうとしたら、「ほんださん、本届いていますよ」と店員さん。あれっ、何か頼んでたっけ?と言ったり、店員さんとのやり取りで判明。雑誌のバックナンバーを頼んでいた。デザインウェーブマガジンの2006年12月号。電話も無かったし、最初”本”と言われたり、ちょっと考え事してたこともあって、すぐに思い出さなかった。

 

受け取って、早速席で読む。

 

特集1が、”組み込みシステムの信頼性と安全性を高める”。そして特集2が、”冗長設計で事故・故障を防ぐ”。

 

特集2の方は、ハードウェアの話なのでソフトウェア設計の人にはあまり関係ないかもしれないけど、ハード屋さんと話する時に役立つことがあるかも。事例が15も記載されている。例えば事例4は、”使わない端子や機能も定義しておく”。自分の経験では、まっ優秀でトラブル少ないハード屋さんはやってること。再現性が乏しい現象が発生してて、ハードとソフトのどっちかと揉めて原因探ったらプルアップ/プルダウンしてない端子のため。そんなことは2,3回はある。

 

で、特集1が面白い。IEC 61508の話はもちろんだけど、アーキテクチャ記述言語の話やMISRA-SAの話なども。分野も、鉄道や宇宙機器、人工呼吸器の話など様々。文も平易。

 

もう1年以上前の雑誌で、最初バックナンバーがあるか不安だったけど、ラッキーなことに手に入った。

 

安心・安全のソフトウェアについて考えるのなら、電気電子やメカの雑誌とか本も参考にしたほうが良さそうに感じる次第。

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