つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

落馬してもゴールする馬

今日は、久しぶりに自宅で2,3時間勉強。といっても、ネットで調べたり、古い資料をひっくり返したり、、、。品質工学関係の勉強。ほんとは専門じゃないんだけど、行きがかり上と少し掘り下げて勉強しないといけない羽目になったため。

TVつけて”ながら勉強”。いつの間にか、競馬になっていた。12Ch。

アナウンサーが「落馬~」の声。「へー、珍しいこともあるもんだ」とTVをしばらく見てたら、障害の競馬。多少納得したけど、その後に目を凝らしたら、その馬が、そのまま走っている。つまり騎手のいない状態で疾走。

ゴール前では、別の馬でも落馬発生。(自分ちの娘は、乗馬をやってるらしくて少し心配へ。まっ、そんなことはどうでもいいんだけど。) で、結局先ほどの馬は、6位でゴール。でも、当然だけど公式的にはランク外。

騎手のいる馬と併走するその馬に関心。競馬馬の性(さが)として、ゴールを目指すんだな。

最近、品質とか効率に無頓着な人が多いように感じる。効率上げようとして品質落ちるとかの議論じゃなくて、効率は上げるほうがいいとの考えとか、品質はいいほうがいいとの考えがないという意味。 技術者としての性(さが)が無くなった思えるくらい。

そういえば、昨日勉強会後の宴会で、ソフトウェアのメトリクスの話になった。管理職が、何のメトリクスを元に評価するか。 生産性? バグの少なさ? 「残業時間だろ」。 そんな管理職のところに配属になった大学時代にギンギンに勉強した子は、どうするんだろうとかふと思う。

騎手がいなくても疾走する競馬馬を見ながら、何か日本は低レベル化してるのかなとふと思ってしまった。

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