昨日ちょっと疲れたので、今朝になって昨日の夕刊を読む。16日の日経夕刊。
追悼記のコーナーに、湯川秀樹夫人「湯川スミ」さん。5月14日没、96歳。
論文を英文でも書くように勧めたエピソードが書かれていた。ノーベル賞受賞で同伴での”和服姿”にも触れ、それも日本国民を勇気づけた。分かる気がする。当時は、日本的なことの多くが、世界から否定されたままと言っても過言ではない時代。
国として、企業として、組織として、科学技術に対する”内助の功”を再考した方がいいのかもしれない。特に急激に企業は、効率化志向とかアウトソーシングが広まり、ぎすぎすした雰囲気が増え過ぎてきたように思う。
そういえば、ここ何年か、日本のノーベル賞受賞がない。今年の秋も、またやきもきしそう。