今日の株式関連のニュースは、ルクセンブルグの「アルセロール」とロシアの鉄鋼大手との合併。それに関連した日本の鉄鋼銘柄の上昇。
ただし、鉄鋼関連の皆さんにとっては、多分、「ミタル・スチール」(オランダ)の「アルセロール」に対する買収が気になるところ。なお、「ミタル・スチール」が世界1位で、「アルセロール」が世界2位。
詳しくは知らないが、日本の企業もそれらの会社とは、技術提携などで関連性があるとのこと。
昨今の日本鉄鋼メーカーの復活は、リストラもさることながら技術革新が寄与したようだ。方や、世界は再編への流れ。ある意味では、一難去ってまた一難と言えなくもない。
我々の小学校の頃の社会の授業では、「資源のない日本は、製品の輸出しかない」を何度も聞かされたと思う。今や、技術がないとその会社や各人が呑み込まれてしまう時代なのだろう。技術→能力/効率などに置き換えてもいいが、、、。
個人的には、今回の業界の再編は鉄鋼ぐらいにして欲しい気もする。海外の再編→日本国内の再編→リストラと、ついつい短絡的に考えてしまうためだ。どうなるのか少し不安。
(なお、今日の株価の動きだと、鉄鋼再編を歓迎しているのか? つまりリストラ=資本家歓迎と言う縮図なのか???)