今日は、勉強会への参加で新橋へ。
朝、駅のトイレを利用。入ろうとるると、「だんしといれです」と(機械的な)女性の声。「わかってるよ」なんてつぶやきながらも、なんでアナウンスするんだろうと一瞬考えた。あまり他の駅で耳にした事が無かったので。すぐに目の不自由な人のためと分かったが、逆に他の駅で耳にしない理由が少し気になった。やはりシステムの整備のコストなのだろう。
今度は夕方の帰り。新橋駅では、朝のラッシュで人が多い整理のために、ホームでの階段の入り口にロープを張っている。ホームから階段に下りようとする部分で、階段への入り口からすぐに階段には行けず、少しホームで並ぶようにロープで規制している。ただし点字ブロックは、その規制のない、すぐに階段で下れるような指示。
今日そのため目の不自由な人が、ブロックの指示で進もうとしてロープに引っ掛かるので、おかしいと困っている様子だった。すぐ近くにいた女性二人連れが誘導してあげたが、その人は相当怒っていたのか、会釈などもそこそこに階段下りていった。
新橋駅のロープは恒常的なので、点字ブロックもそれに合わせればいいのにと感じた次第。ただし、そのためにはブロックも変更しやすいようにした方が良さそう。また朝のトイレとの対比では、トータル的な視点も必要なのだろう。改めてバリアフリーの対応を気にした一日だった。