今日のNHK「さわやか自然百景」は、”尾瀬 至仏山”。高山植物の紹介も多く、雲海のすばらしい映像も出て、15分があっという間だった。
結構驚いたのが、至仏山の蛇紋岩で育つ植物。蛇紋岩(じゃもんがん)には大抵の植物は育たないが、適応できる植物(突然変異といってもいいと思う)が育っているとの事。至仏山ならでは植物。
ネットで調べたら、蛇紋岩はマグネシウムや鉄などの成分が他の石よりも多いとの事。植物の適応能力のすごさに感心した一時だった。また久しぶりに”石”(地学)を勉強し直した感じ。
地殻変動にしろ、植物の適応にしろ、長い年月がかかる。技術も適応する/させるまで、早急に行うほうが良いものと、逆に多少時間をかけたほうが良いものとを考える必要もあるのかもしれない。