つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

今日は、MacとBitのお葬式

今日は、以下を処分した。 ・Mac G3 ・Mac PB1400 ・雑誌「Bit」1978年〜1997年(12月号と1998年〜2001年は残しておく)

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Macは新機種が出たりしたので、処分。G3は、その当時MacでのUSB接続、特にスキャナーとの接続が不安だったので重宝したもの。

 

PB1400は、当時としては軽めのノート型。 G3自体のOS9でのソフトに大きな不満はなかったけど、スキャナーを含めてスペースを取りすぎと思えるようになってしまった。PB1400は、こちらの加齢に反比例して軽くなってくれるといいんだけど、重さが身にしみるようになった。で、思い切って2つとも処分。

 

「Bit」は知っている人は少なくなったかも知れないが、共立出版という所が”コンピュータサイエンス誌”と銘打った雑誌。1969年創刊、2001年4月号をもって休刊。33年間続いた。 1978年から定期購読や本屋での購入を行ってきて、休刊後も時々見る事もあるので残していた。休刊から少し日が経ってきた事や他の本の関係で、Bitも処分する事に。Macもそうだけど、ちょっと残念だったので写真に収めた。言わば遺影。 骨董の類が登場する番組で、視聴者が商品を大事そうにしている様子が出る時があるが、IT関係ではその類は少ない。進歩が激しいと言ってしまえばそれまでだが、、、。建設や土木の人は地図に残る仕事を誇りにし、メカの人は長く使われたり油にまみれた手を誇りにする。弱電やソフトって短い寿命。時々、ほんとに時々だけど、技術者として寂しく感じる時がないのかなと思う時がある。

 

MacとBitを処分しながら、「ウィッシュ」というデュエットの、とある曲の冒頭を思い出しながら口ずさんだ。「今日〜 お葬式をします〜」。どちらも、天寿を全うしたのかな。でも、Bitの休刊は少し残念。

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