つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

日本プロジェクへの再注目

今日のテレビ「チコちゃんに叱られる!」では、消せるボールペンが”チコジェクトX”として紹介された。ご存知かと思うが”チコジェクトX”は、同じNHKの「プロジェクトX」のオープニングなどを模したもの。ナレーションも同じ田口 トモロヲさん。

 

”チコジェクトX”は今まで何度か放送されており、「プロジェクトX」そのものを懐かしがった人も多かったと思われる。その関係もあってか、リストア版がBSで放送されている。BS4Kで4K放送だが、BSPでも同時放送されている。

プロジェクトX 挑戦者たち 4Kリストア版 - NHK

 

以前に発売された元々のプロジェクトX DVD。

 

なお、プロジェクトX リストア版の6月1日の放送で取り上げられた、日本ビクターのVHKビデオの開発物語は、映画もあってDVDは以下。

日はまた昇る」で、結構豪華な配役。なかには社員間の微妙な気持ちの描写もあるし、(史実かまでは?としても)当時ライバルのソニー社員とビクター社員のカップルの話などもあって、映画の方が感情移入しやすい気もする。

VHKビデオの開発物語は、プロジェクトXでも映画でも取り上げられたが、本社による工場のリストラが伏線としてある。VHSの開発は工場側で、本社のリストラ実行指示に対して工場内でのチーム立ち上げとか人員移動、そして本社への釈明、、、。そして何より、本社に隠れての開発実行がある。最後のは、結構日本の(過去の)プロジェクトで多く、現在のリストラ旋風でも頭の隅に入れておくべきと言えよう。

さらに言えば、VHKビデオの開発物語でのキーポイントは、親会社トップと言える松下幸之助氏へのプレゼンや賛同を得たことだろう。そんなことも頭の隅へと言えると感じる。

 

ちなみに、同じNHKの「神田伯山のこれがわが社の黒歴史」という番組では、プロジェクトXよりも最近の、しかもどちらかと言うと失敗プロジェクトを扱っていた。目にしたのは、おもちゃメーカー・バンダイの「ピピンアットマーク」。ただこの番組、再放送をたまたま目にしたが、定期放送の番組ではないようだ。もう1つの回があったようだが、オンデマンドなどのみのように実際には放送されずに思える。

 

自分の意識のせいか、最近ポツリポツリと、このような日本のプロジェクトを見直す番組や書籍などを目にすることが少なくない。野中郁次郎氏(共著)の「知的創造企業」の”新装版”が出版され、それらの代表格と思えた。

 

思うに、海外等のGAFAMを見出しにしたセミナーなどが多い。プロジェクトマネジメントの勉強会で”変革”への対応みたいなことが強調され、GAFAMとかAirbnb(エアビーアンドビー)やウーバーイーツのような、急成長企業の様子を前ふりにした講演が少なくない。

それらへの参加が無駄とは言わないが、余りに成功の表面的な話で、苦労話や社内調整みたいな話が少なくて、実際に身の周りに適用しようにもギャップが大きすぎる気がする時がある。”変革”に関して勉強しようと思っているのに、新規構築とか新分野参入とか場合によっては稚拙に近い買収による変容に該当して、違和感を覚えたりする。(GAFAMのMはマイクロソフトなわけで、変革=回復と言えば回復だが、その辺りの話には言及されない気がする。Aのアップルに関しても同様。)

そういうのに接してる機会が多いと「温故知新」のしかも、日本でのプロジェクトへの”温故”の意識が高まるというわけだ。日本のプロジェクトの方が、プロジェクトに関与した人や関連企業を含めた周辺情報が得やすいし、細部をイメージしやすい。

 

ちなみに野中郁次郎氏は、共著の関係もあって、アジャイル開発などソフトウェア関連のイベントで講演されるケースがある。以下の動画はスクラムギャザリングでの動画で、氏の人柄などが分りやすいものと思える。(ほんの一瞬だが、放送だとピーを被せるような発言もある。)

Regional Scrum Gathering Tokyo 2021( #RSGT2021 )

youtu.be

ついでに。野中郁次郎氏での最近の著作に「ワイズカンパニー」がある。こちらも同じ竹内氏との共著。

帯に、知識創造企業の四半世紀ぶりの続編とある。海外の企業のことも書かれているが、日本の企業が多く、より近いイメージで参考になることが多い。

さらっと読んで、目を引いたのが「トヨタにおける生き方としての矛盾」。歩みは遅いが、大飛躍をする。高効率だが、社員の時間を無駄に使ってるように見える。そんな項目が並ぶ。章としては「第8章 政治力を行使する」で、ワイズリーダーが備えるマキャベリズム的な手段も辞さない必要性について述べている。マキャベリズムだけを聞くと違和感覚えるかもしれないが、論旨は本文を読んだ欲しいと思う。

他にJALの再建にそれなりのボリュームを割いているし、スポーツなどのメタファーが述べられてて、実際的に役立つ話が多いと感じる。

そして、トヨタのなぜなぜ分析と、ホンダのA、A0、A00の手法が隣り合うように書かれているのも興味深かった。本質をつかむのに、トヨタのなぜなぜ分析を社員教育で行ったり実践している所は少なくないと思う。個人的に、それ自体を悪いとは言わないが、トヨタのそれは5回繰り返すということで、社内実践でもそれを強要するみたいな弊害を時々聞く。産業分野も異なるし、開発初期の原因がはっきりしてる問題に適用しようとしたりする。後者とかだと、開発スピードを遅めてしまうのに、、、。

ホンダのは、Aが仕様に対する問、A0はコンセプトに対する問、A00はプロジェクトに対する問で、トヨタのなぜなぜ分析と用途が違うとは思える。ただ、組織体によって、本質のためにというのを繰り返す手法を、それぞれで工夫することが重要。つまり手法を勉強して、そのまま守るように実践するのではなく、組織体に応じて変容させるのが重要である。変容が必須とまでは言わないが、必要なら変容させる意識は基本と言える。

 

プロジェクトリーダー、プロジェクトサブリーダーになったりしたら/なりそうなら、ここで述べたような日本プロジェクトをちょっと勉強してみてはどうだろう。そんなことを思った。

2020東京五輪での技術革新

今朝の日経新聞では、「五輪、テレビでも臨場感」と題する2020東京五輪での映像技術の進化。オメガ社による競泳でのスピード表示や、インテル社による立体データによる再現などが紹介された。

 

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上は、記事でも触れられてた、競泳大橋選手の200m個人メドレー決勝でのシーン。ゴール直前の様子。

 上は、多分新聞記事と同じ技術と思われる、バレーボールでの立体データによる再現。他にも、体操やトランポリンで目にした。いわゆるビデオによるリプレイみたいな時間差で再現されるので、結構参考になるし臨場感がある。

 

しばらく前にテレ朝だったと思われるが、実際は実現しなかったものも含めて2020東京五輪での技術革新の紹介があった。ここでの競泳でのスピード表示以外に、複数カメラの映像を組み合わせてのヨットのレースの様子や遠隔地での立体再現などが紹介されたされた。後ろ二つはパブリックビューイングの利用を考えていたようで、実現しなかったと述べてたと思う。ヨットは全体というか俯瞰的に見る事ができるもの。立体再現は、卓球の様子だったけど、遠隔地で中央とか選手後方とか各自の位置から試合会場で観戦している雰囲気になるそうだ。

今回の新聞記事は、実現した技術革新だったが、上のような実現しなかった技術革新にも言及してもらえればと思った次第。国内含め次のイベントへの活用、他社を含めた技術革新に結びつくと思われる。ふと企業サイドから発表すればと思ったが、新型コロナの影響をどう表現しつつ紹介するかが悩ましそうで、新聞記事や専門分野のネット記事辺りの方が良さそうと思った次第。

また、結構以前は、「空飛ぶタクシー」とかも予定されていたと思う。自動運転での選手輸送もそうだった? リニア新幹線の開通を言い出した人達もいた気がする。それらも実現されなかったと言えるが、その辺りの理由を冷静に考えるのも悪い事ではないと思われる。リニア新幹線辺りになると過度な政治家さんらの便乗辺りが理由だろうけど、自動運転や空飛ぶタクシーは広く一般に広めるための規制とか権利関係の絡みが大きそうに思われる。そして、安全性というか万一のリスクとのバランス、、、。それらの概要を情報共有することで、用途を絞った更なる技術革新を行い、そんな用途における問題解決を進めていくべき。ふとそんなことも思った。

 

 

「ソニー半導体の奇跡」と”ソニー流シックスシグマ”

しばらく前に購入した本に、「ソニー半導体の奇跡 お荷物集団の逆転劇」がある。本屋での平積みで目にしたのが先か、新聞広告で目にしたのが先か、良く覚えていない。ソニーの、2月とかでの純利益過去最高予想とか、3月下旬での年間ボーナス6.9か月の報道などの回復振りを目にして興味を持ったのである。

 

製造業というか電気系大企業に関わる、業績回復の類の明るいニュースは、久しく目にしてない気がした。本の広告や、本の帯での「逆転劇」とか「どんでん返し」が、V字回復を連想させて参考になる面がありそうと感じた。また、神奈川県厚木市を「辺境」と表現しており、ちょっとした小気味良さと、逆にその辺りに回復のキーポイントがあるかもと思った。

 

また、ソニーに関するここ十数年の書籍では、この本でも触れてる「ソニー本社六階」などを含めて、内部批判的な本が多い。それらの一部しか読んでないが、そこまで言わなくてもみたいな表現も少なくなくて、気持ち的に前向きになれなかったこともある。その意味でも、この本は少し前向きに思えて興味を持った。

 

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帯ありの状態。

 

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帯無しの状態。

 

 

なお、以下の感想での(P )内などは、本書でのページ数。

著者の斎藤端氏は、1976年ソニー入社、企画畑が多く、ソニー半導体グループ副本部長やソニー執行役などを務め、2015年退任。(退社なのかは? ちなみに2014年にメディカル事業担当だったようだ。)

この本は、斎藤氏の目線で、ソニー半導体グループの”逆転劇”ぶりが述べられてる。そのため、戦略に対する反対意見を含め様々な意見、そして役員などを含む様々な人たちの思惑のようなものが主となっている。反対意見や思惑の相違がそれなりに書かれているの。そのため相当前にソニーの製品や社内体制に関するルポライター的な本などがいくつかあったが、成功?結果から逆算するように述べられているものと対比的である。逆に、企業人としては、そのような混乱時が結構な悩ましく、ソニー半導体でも似たようなことが起きたんだ~と思わずにはいられない。

また、この本での半導体での大きな転換として、CCDイメージセンサーCMOSイメージセンサーがあることもあって、これら半導体に関してページを割いている。著者が社内役員等を務めたことで、多くのソニーの役員などや、そして社外の経営陣などが多く登場する。記述が長期間にわたることもあって、他の人が味方というか同陣営なのか、敵というか反対陣営なのかが変わったりする。各人の性格的なことによる言動もあるが、読者としてはそれぞれの人をすぐにイメージできないことも少なくないと思われる。経営人レベルの話題としては、海外を含めた要人との会食やステータス構築の話題も所々出てくる。読者によっては、半導体部分はある程度読み飛ばすしたり、経営陣に関してはある程度予備知識を入れておいた方が良いかもしれない。

 

ソニー半導体のV字回復の理由を知りたいとの思いで読むと、少し拍子抜けかもしれない。個人的には、ソニーの複数企業としてのグループの多彩さ、設計開発のスピードアップのための熊本へが大きな理由と考える。細部は後述するが、そうだとしても本書での記述では紆余曲折とか、激しい対立があり、トントン拍子というわけではない。ついつい、たまたまラッキーだったのではと思えるくらいである。戦略に対する計数的な検討の場面も紹介されるが、大きな決断ではそれ以外の要素が大きかったように思える。逆に、他企業等の立場で読み進めるなら、「銀の弾はない」とか「犠牲と代償」について思いを新たにする気がする。

 

CCDイメージセンサーCMOSイメージセンサーでの話でのキーマンの一人が、ゲーム機プレステ生みの親の久夛良木氏。当時は半導体事業部長を兼務していて、CCD増産停止を宣言する(P29)。既にカメラメーカーからの増産要求もあってCCDの担当者は大変苦労したとのこと。本書では大変苦労と表現してるけど、多分相当なバトルがあったと予想する。ただしがあって、その担当者の、CMOSを加速させたのは「久夛良木さんのおかげ」との言を記している(P30)。

そもそもソニー半導体の宿命として、外販と社内利用なりグループ企業への販売がある。裏面照射型CMOSイメージセンサーの個所では、新製品の販路として他社に活路を見出す(P128)。製品群ではライバル関係でもある、キヤノン(P133)やオリンパス(P137)との絡みも記載されている。半導体を含め外販と自社内販売の利益相反は良くある話であり、各社色々工夫してるだろうが、この本では過去の出入り禁止の伝説(P137)を克服してのアプローチなどの話もあって、外販へ前向きでの参考となるのが良いと思う。

半導体(あるいは液晶)に関しては、他社でも部門を切り離したり、複数他社を含めた企業化などを行っている。本書ではハワードストリンガーCEOによる半導体事業売却の話し(P59~)、逆に数年経ってからの長崎工場の買戻し(P198~)と、両極端?の話が出てくる。後者では、簿価とかソニーに復帰したことになった社員の話などもあって、参考になりそう。

CMOSイメージセンサーの強化のための大きな作戦が、開発部門の熊本移動。上述の厚木での開発部隊を生産拠点の熊本へ移動させるというもの。研究開発→生産のスピードアップを意図してものの。P152 辺りから書かれているが、総数約170人。家族の自家用車の心配など具体的に書かれている。当然だけど、スピードアップのための技術的課題のクリアーもある。本書を通じては、個人的には研究開発部門の協力があってのことというか、ラッキーだったのかもと思えてしまった。

これらが、ソニー半導体のV字回復として個人的に考えられることかなと思った。逆に、こうも多方面に外販している企業はそうないし、事業部というか工場の買戻し辺りになると少し特異なケースと言えるかもしれない。

 

半導体の事業編成に大きく関わるのは、「東芝」。そして技術的な提携辺りで関わってくる「IBM」との本書での話しは、結構面白い。特に東芝は、東芝本体での稼ぎ頭として新聞等に以前は大きく取り上げられてたのが、急落したとのイメージ。本書では、上述の長崎工場の買戻し等にも大きく関係している。

本書での東芝がらみのエピソードとして、個人的に興味あったのは2つ。P208では東芝のお偉いさんが、ソニー側の人の名刺を目の前で折り曲げたという話し。”ソニー以上の野人がいるものだと衝撃を受けました”と表現している。自分達も野人と少し認識している部分には多少苦笑だけど、こういうところが企業の合従連衡での基本部分かと改めて思った。

もうひとつは、東芝→引き抜きでソニーの役員になった人のエピソード(P40)。ソニー厚木の社員食堂で、社員を前に「東大の卒業生のうち一番優秀なものはまず東芝に入社し、、、」、残ったものがソニーへ、そしてそれが東芝半導体が世界一との話。ただしがあって、筆者の感想としては嫌みがなく東芝IBMと協業する意義を伝えたかったのだろうとしている。

 

IBMとの絡みも色々書いてあるが、ソニープレステ用のCellと似て非なる技術をマイクロソフトに提供した件(P33)や、半導体部門売却に関連して契約の見直しでの交渉(P66)の様子が個人的に少し印象的だった。ただ、この2つは、契約にまつわる難しさやちょっとした交渉術の話。個人的には、前者は少しあるものの、IBMへの感情的な考えでもないと感じた。

 

なお、ソニーOBにも触れている。電機業界の人が韓国等へ高額で引き抜かれた話は有名であるが、そんな人の話(P158)にも触れ、研究所長になり厚遇だったそうだと記している。あと印象に残ったのが、ソニーOBにLSI開発を持ちかける話(P190~)がある。後者も、感情的なことよりも、共同開発費の捻出を他の事業部との相談とか本社の開発費制限をどうかいくぐるか話が主となっている。なかなか微妙なバランスだな~が個人的な感想。

 

著者は長く半導体事業に携わってきたこともあって、半導体事業に関したり、経営陣絡みの意外なソニー面も述べられてる。品質トラブルに絡むワイブル分布(P49)、半導体事業売却に関するストリンガーCEOとGE元会長のウェルチの絡み(P59)、創業者井深のICやLSI嫌い(P93)、社内関係を心配しての秘密裏プロジェクト(P134)、キャッシュフローマネジメント(P173)、改善活動での金塊の発掘(P177)、他事業本部の兼務と駆け引き(P180~)、経費というか開発費の本社とカンパニーとの関係(P193~)など。「金塊の発掘」ってうまく表現できないが、興味あれば本書を読んでもらえればと思う。

 

長く携わってきたのの典型に思ったのが、本書の最後の方で述べてある新入社員への質問への返答。著者が副本部長の頃、新入社員がCMOSイメージセンサーに関して質問。ソニーのCCDは負けちゃいないと、その時は返答したとのこと。ただ、今となってはこう答えるだろうと、創業者の精神という言葉を交えて書かれている。その辺りがこの本の本質と思えるし、ここも興味あれば本書を読んでもらえればと思う。

 

 

 

さて、このブログのタイトルでの後半部「ソニー流シックスシグマ」。もう何年も前に”シックスシグマ”が、日本でも大きく話題となった。導入した企業は、アメリカでは、GEとかモトローラが代表格。日本では、東芝ソニーが導入し、雑誌や新聞で大きく取り上げられた。

ソニーの場合が半導体事業部導入で、個人的に、ソニー半導体と聞くと、シックスシグマが思い出された。しかも当時、GEでの本家?シックスシグマをそのまま適用したわけではなく、ソニー流にアレンジしたとの話が多かった。講演等も少なくなかったと思う。昨今良く言われる「テーラリング」を実践してたと言っても良い位である。

 

逆に、以前ほどシックスシグマを目にする機会が無く、前述の企業で、シックスシグマが数年に渡り導入効果があったのか気になっていた。そして、テーラリングで対応したと言っても良い「ソニー流シックスシグマ」の方が、効果が出たのか気になってた。今回の「ソニー半導体の奇跡」で、その辺りに触れているかと気になって読んだ。本書で東芝との関係に関して所々書かれており、同じようにシックスシグマを導入した2つの企業を対比的に考えられるかもと気にしてた。個人的に、そのまま導入した東芝と、自社流にアレンジしたソニーとを対比できるかもと思ってのこと。

 

しかし、そんないきさつもあって「ソニー半導体の奇跡」でシックスシグマ に関して注意して読んだ気がするが、それらしき記述が見つからなかった。残念。

 

ならばと、ネットで調べたが、短いニュースやそれに近いネット記事は少し見つかった程度。また学会誌等での論文の類で残っているのを目次レベルで目にした。数年とか10年を超えて、成果まで言及するのはネットを含めて難しいのかもしれないと感じた。

 

なおネット上で、ソニー流シックスシグマに関して、それなりのボリュームだったのは以下の2つ。

xtech.nikkei.com

2004年掲載となっている。3回掲載としてるが、リンク先が雑誌の目次で、記事自体の関係が今一つと思えた。

 

xtech.nikkei.com

 こちらは、3回としててリンクもあるが、ネット上には上下の2つしかないように思う。2014年掲載となっている。

 

 この2つの記事は、実際の中身は(当時の)ソニーの人によるもの。掲載が10年違うが、著作時の違いなのか、書下ろし等のように構成等を少し変更した後の日付なのか余り良くわからなかった。3回と書かれてるのに上下しかないなどの混乱とか、シックスシグマに関して自分の理解が浅すぎるのが理由かもしれないが。

 

なお、ネットでだったかフランクな勉強会でだったか、「ソニー流シックスシグマ」は、ソニーのQC活動をベースにして用語の類と補足的なものをシックスシグマに合致させたと聞いたような気がしてた。そういった情報がネットに残ってないか色々調べたが、なかなかヒットしない。本を読み終えた後で、この調べにやたらと日数がかかった。

その調べの間に、ソニー半導体の広報誌みたいなのがネットにあって、上の2つのネット記事よりもフランクに述べられていると感じたものがあった。その時ちゃんと保存しとけばよかったが、ソニーの組織変化の関係と思われるが、直近ではそれも引っかからず。今となっては、両方とも、こちらの勘違いかな~と思えている。

 

 また、「リーンシックスシグマ」なる考えもあるようで、複数の本が出ている。

 

 右側の日本規格協会のものをサラッと読んだけど、そもそもシックスシグマへの理解が深くないせいか、手法としてよく理解できなかった。ネットとかで調べると、最近でもぽつぽつとセミナーみたいなのがあるようで、実践してる所や、実践しようとしている所があるのかもしれない。

 

 

ソニー半導体の奇跡」を読んで、10年とか20年あるいはそれより長いスパンで、企業の栄枯盛衰について思いを巡らすのは悪くないと感じた。そして、社内改革とか製品ポートフォリオの在り方、そして変革のためのツールをテーラリングを絡めて考えるのは有益と考える。まっ懇親会などで機会あったら、ソニー半導体でのシックスシグマって結局どうなった/どうなってるかを、話題にしてみようと思う。

 

 

クラフトテープに書けるマジック

家の荷物整理で、段ボールをいくつか利用しつつある。最初100円ショップのを買ったが、近くのホームセンターで何種類かあるのを発見。ホームセンターのは、幅と奥行きが整数倍のが多い。イメージ的には、A3、A4、A5、、、のようなもので、大小を混在させても整理しやすいと思った。

そしたら箱の底の固定や封の為のテープをどうするか、そして品目記載をどうするか少し悩みだした。100円ショップを含めクラフトテープの方が、一般的に布粘着テープよりも安い。箱に直書きだと次の品物入れ替え時が面倒だし、箱の移動時まで含めると強力タイプを含めポストイットの類は剥がれやすい。

と言っても昔のイメージで、マジックでクラフトテープに書こうとしても”水が弾かれる”ようにうまく書けない。でもクラフトテープの方が安いと再確認した格好になり、クラフトテープに直に書けるのがないか調査してみた。

一応ネットの個人ブログというか使用状況がわかるような検索ですぐにヒットしたのが、イオントップバリュの「クラフトテープにも書ける油性マーカー」。1,2駅隣の駅というか、自転車で少し遠出レベルならイオンそのものがあるけど、売ってるか不安だったのとちょっと人混みが気になって躊躇。マルエツとかドラッグストアのウエルシアでもトップバリュを扱ってるとのことで、ついででもあったので行ってみたけど、売ってなかった。

また、念のために調べたら、パイロット「Vスーパーカラー」、ゼブラ「マッキープロ 特殊用途DX」などもクラフトテープに書けると書いてあった。

 

今日、自転車で遠出してイオンとホームセンターに出かけた。イオンの方で、「クラフトテープにも書ける油性マーカー」を見つけ購入。食料品とは別のフロアの文具コーナーに置いてあった。パッケージで目につくのは”油性マーカー”で、クラフトテープに書けるというのは商品名ながらそんなには目立たない。細字しかなく、中字がないか聞いたら、太字の5本セットのみ。ネットで調べたけど、細字/太字5本の商品構成みたいな感じ。さすがに5本までは今回不要と、細字のを購入した。

ホームセンターでは、(工具の方ではなくて)文具コーナーに「マッキープロ 特殊用途DX」を見つけ、それも1本購入。

 

なお、別件で立ち寄ったもうひとつのホームセンターでは、普段使ってるパイロットの「丸芯ツインマーカー」の商品パッケージにも、クラフトテープにも書けると出ていた。ただし、前に購入した時と商品パッケージが違うように感じた。(もしかしたら、丸芯ツインはインキを替えてクラフトテープに書けるとしているのかもしれない。特に「Vスーパーカラー」と同じあるいは一部同じインキの使用。)

 

そして、帰ってきてから、うまく書けるか実験。普段使ってる三菱鉛筆「パワフルネーム」、イオントップバリュの「クラフトテープにも書ける油性マーカー」、ゼブラの「マッキープロ 特殊用途DX」、前に購入してるパイロットの「丸芯ツインマーカー」。ちなみに使ったクラフトテープは、DCMブランドのもので、幅50mm。

 

 

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パワフルネームも丸芯ツインも、思ってたよりもインクが結構乗ってる。支障がないくらい。

 

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これならわざわざ買うことも無かったかもと、念のため5分位して、ティッシュでこすったら上のように。パワフルネームと丸芯ツインは、かすれてる。

 

 

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さらに5分(書いてから10分)程度して、さらにこすったら上のように。「クラフトテープにも書ける油性マーカー」と「マッキープロ」では、マッキープロの方がすれた感じがするが、マッキープロがほんの少し太い事が影響しているかもしれない。また書いてから5分後も含めて、結構力を入れて数回擦ってるので、実際の利用ではこの2つの差は感じないかもしれない。

「クラフトテープにも書ける油性マーカー」と「マッキープロ」を使ってみるつもり。多分細字で自分の用途にはOKと思うけど、中字なり太字が良さそうに思ったら、また考えることにしようと思う。それにしても、油性ペンというニッチと思える市場でも、技術革新は進んでるような気がした。

 

触れた商品のリンク。なお上でも触れてるけど、最近の「丸芯ツインマーカー」は、クラフトテープにも書けるインキに代わってるのかもしれない。

 

 

 

三菱電機の検査不正 3年前に見抜けなかったそうだ

このところにニュースに、三菱電機の検査不正がある。しばらく前に、複数企業で品質データの改ざんや、自動車メーカーでの(厳密には社内の)検査資格の不適切が発生した。時期的には、似たものとして、国の統計データでの問題もあった気がする。

 

で、今回の三菱電機の検査不正は、社長辞任にまで至ってしまった。上に書いた以前の複数メーカーでの品質データ改ざん等が話題となった時に、社内調査くらいはしたろうにと思っていたら、どうやら3年前の社内調査で見抜けなかったらしい。

 

www3.nhk.or.jp

3年前の調査で判明して、対処できてたらと思わずにはいられない。あるいは、調査時そのものではなくて、工場内の配置転換や昇格がらみ、そして社内通報制度の利用で判明したら良かったろうにと思える。

三菱電機って、電機メーカーの中では早期の携帯電話からの撤退があり、臨機応変な対応のイメージ。また、工場設備などの商品やシステムでの利益のせいか、一時期?電機メーカーの中で高収益がニュースになったように思う。個人的に使用している三菱製の家電は、そう多くはないが、長く使えてる気もする。その意味では、少し残念。

 

他メーカーや他の業種でも、他山の石として、社内体制や通報制度の再確認を行う良い機会と思える。さらには一時的な再確認と同時に、備えとして例えば朝会とか週の会議での唱和のようなルーティンに落とし込む事も要検討に思える。さすがに、唱和は古臭いだろうから、それに変わるアイデアなどが必要だろうけど、、、。

メーカーでの品質問題、しかも社長辞任レベルが再発したとの感想があって、ついつい書いてしまった。

東京アメッシュで現れた三角形

梅雨で、しかもちょっとした大雨ということで、久々に「東京アメッシュ」で降水量の変化をチェック。すると、妙な三角形が現れた。別の日のがもっとはっきりしたけど、他との比較(気象庁の「ナウキャスト」)の関係で、今日の18時40分のもの。

 

東京アメッシュの方に、東京都の新橋とか浜松町辺りから、北北西方向に三角形が現れてる。周りが強い雨なのに、それより弱い雨。また、東京アメッシュって東京から離れた箇所(神奈川や千葉の外れなど)では放射状のレーダーっぽい画像になるけど、今回はスナップショットの”東京都”の文字辺りでも少しそれっぽく感じた。

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レーダーの故障?と呟いたら、知り合いが以下のサイトを教えてくれた。

 

nlab.itmedia.co.jp

個人的にはそうだろうな~と思い、一瞬新しく建築中のビルって調べてみようかと思いつつもそう高頻度で都内に出向くわけでもないので、ほぼ断念。

逆に、そういえば今回のは(気象庁では無くて)「東京アメッシュ」だよな~と、そちらを調査してみようと。そしたら基地局(港レーダー, 稲城レーダー)と他の自治体のレーダーなどの情報を活用してるとの事。レーダーの1つは稲城とのことで、放射状の方も個人的にはスッキリ。ちなみに東京アメッシュのレーダーはMPレーダー(マルチパラメーターレーダー)と呼ばれるもので、雨粒を水平と垂直で観察するというもの。大粒だと空気抵抗で潰れるのを観測するという優れもの。これらは2つの基地局でのしようと思われる。

ところが、港レーダーは浜松町のビルで、以前は(知ってる人は少なくないと思うけど)大手電機メーカーのビル。しかも、2022年には解体されるらしい。代替えって準備してるだろうとか、進んでるのかな~と少し心配にすらなってしまった。

 

今年の梅雨は結構長引いてるし、雨の強い日もある。首都圏の方々は、機会あれば東京アメッシュを含め、雨量画像を確認してみるのも悪くないと思う。今回の三角形のエリアの人達って、大雨時に雨が弱まるかな~と思うかもしれない。ただ、東京アメッシュってタイムスライダーを動かしながら使う事が多いので、雨が弱まると信じきるケースは少ないと思うが。

ただ、今回の三角形は、ある意味技術の限界とかトレードオフに感じる。反面、高層ビルやレーダー基地の立替などを通じて、防災・減災のためのインフラについて考えるのも悪くないと感じた。

 

 

なお、「東京アメッシュ」って東京都の商標だし、リンクに関して連絡必須など結構厳しい。面倒さもあって、このブログではリンクを明示していない。検索ですぐにヒットするので、それを利用して欲しい。

 

新型コロナワクチン接種 一旦停止とか多すぎ?

テレビのニュース番組では、新型コロナワクチンの自治体大規模接種に関して、モデルナ製を減らしてファイザー製を使うと発表。後述する職域接種の申し込み停止などに関連して、情報番組では、2回目の接種について、3週間目とか4週間目に接種できない事態とは起きない?と心配する声もあった。個人的には心配感には同感。

 

多少時系列的に間違いがあるかもしれないが、当初は、医療従事者や高齢者の優先を高くするとか、ファイザー製とモデルナ製の話があった。しばらくして、国民全員が接種できるから慌てないでの話も。

 

高齢者の中でも、75歳以上と65歳以上を段階的にする話が出てきたが、国として統一してたのか、多くの自治体がそう処理したのか?? いずれにしろ、65歳以上の接種率が、ある程度の進捗の指数?になったみたいな受け取りだったように思う。

 

自治体接種での電話が繋がりにくいとか予約での家族総出、医師の確保をどうするみたいな話の際に、新規?に、東京大手町の大規模接種センター開設の話が出た。自衛隊というか防衛省が主の運営母体。河野大臣は、話は聞いていたが首相の主導みたいな述べ方だったと思う。少なくとも、当初に自治体の接種と大規模接種センターの接種を平行に行うという説明ではなく、結構唐突なイメージだった。その頃は、病院等の個別接種の話もあったが、自分の周りでは、枠が少ない(少なすぎる)イメージだった。

 

ワクチン接種が大きく進むし、当初東京都23区→東京都→首都圏に拡大するとの話だったので、大規模接種センターは良い事との印象が多かったように思う。23区以外とか東京都でない人は、各自で最寄り自治体との接種とどっちが良いか、東京まで出向くディメリットなどを考えて判断すれば良かった。接種も進んで、スポーツだと、クリーンヒット?

 

ところが、これも唐突に近い格好で、大規模接種センターに空きが出ているのニュースが。なんでそんなことが起きてるのか良くわからない状況で、各自治体での進捗の差が大きいことが報道されることも増えてきた。逆に、自治体の首長や職員のワクチン接種が、ルール違反ではとの報道も。そして、接種における手順や保管でのミス、コールセンターでの困った対応なども報道された。

 

大規模接種センターの、全国対応とか従来のネット経由だけではなくコールセンター設置とかの話を耳にしたら、個人的には大規模接種センターの閉所(目的達成)って、明確に設定されているんだろうかと気になってきた。クリーンヒットというか成功事例を拡大するとの考えだけのような気すらした。

 

自治体による大規模接種会場の設営があったり、職域接種がスタートしたり、、、。後者は悪いとは思わないが、2,3日したら、申し込み停止という事態。直近のニュースでは再開しそうにない。しかも職域接種の場合は、会場に国交省文科省の大臣が訪れて、それがニュース画面に流れた。それがある意味、急に申し込み停止になり、申し込みしようとして企業は大慌てに違いないと思えた。慌てるというか唖然に近いか。

最寄自治体では、歯科医師を接種の打ち手として確保したのが全国放送で流れたが、直近での駅前掲示では、大規模接種会場に予約の空きがありますとの大きな紙の掲示。複数というかほぼ毎日だし、駅前以外でも何箇所かで目にした。唖然ではないが、何でそんなことになるかが少し気になった。

 

また直近では、大規模接種センターでは、始発電車前に並ぶ人が何人もいるとの報道。良くはわからないが、大規模接種センターでキャンセルなどで空きが出たら、その場キャンセル待ちの人に接種するのかもしれない。現場で良かれと思って非公式にやったのが流布したのか? あるいは、キャンセル待ちを公表したら、例えば午後3時から並ぶようにしなかったから、早朝から並ぶ事態になったのか???

 

 

接種したい人から見たら、そもそも予約しようとして待たされすぎ、どのタイプの接種にしようかと少し検討してたら急に中止のアナウンス。それが何度もで呆れる人も出て来そうに思えてしまう。

当初の発表で、優先順位区分やどちら製のワクチンの事と同時に、全体的な方向性を述べるべきだった気がしてならない。検討してるの程度の現実度なども一緒に述べるべきだったかと。あとは、仕組み的というか制度の中身的な話もしておくべきだったかと。特に接種権の扱い。自治体が発行する訳だけど、優先順位に拘らず前倒しでの郵送が望ましいなどを述べとくべきだったと思う。

一部の自治体では、その辺りを考慮して接種券を相当前に郵送したらしい。そこの住民からしたら、大規模接種センターを含め他の選択肢への対応がしやすかった。あるいは、特に地方の自治体では、特に高齢者に向けて時間を決めて予約まで行った所も。そんな工夫した自治体の方が、スムーズに進んでいるような印象。

公務員の優先の件も、自治からしたら「新型インフルエンザ」での計画が頭にあるので、ある意味自然だったと思える。(ただし、どう考えても首長が個人的に優先した格好のが散見されて、それはそれで問題だったかもしれない。)

 

よくは分からないが、高齢者の7月までへの接種完了目標前倒しが歪みを生んだとか、大臣クラスや国会議員がアイデアを述べての至急対応による歪みもあるかも知れない。ただ。それにしてはとの思いが強い。

ちなみに接種券に関しては、従前より接種券をもらえない(もらいにくいと言うべきか)人の申請方法は定められてる。また鹿児島県だったかは接種券無しでの接種をスタートするとの報道があった。ただし、厚生労働省もOKというか禁止はしなかったみたいだけど、定員に達したみたいな感じで中止というか完了。開始も完了も地方ニュースなので詳細が分からず?? 個人的には、やはり接種券前提で進めるべきなんだろう/進めるべきだったとの感想。

 

多くのゴタゴタを考えるに、全体的な仕組みを明確にして、マスコミ発表もそれらを踏まえてのことにすべきと思える。上で述べた接種券に関して言えば、それがキーなら、接種券の送付の前倒しに減給して送付完了率なども提示すべきに思える。また職域接種の停止の理由として、申し込み職域で個数を過大申告しているところが少なくないとの意見もテレビに出てた。申し込み自体を急がなければならないから、仕方ない側面も想像できる。

個人的に思いつくのは、全体的な要求個数と週当たり等の要求個数を明確にして、実績個数も把握しておくべき位か。また、ワクチン破棄を無くすためにキャンセル待ちなどの制度を現場でやりたがるだろうが程度問題で、1日数個程度の範囲は大目に見るくらいがないと弊害の方が大きくなると思われる。

 

ただ、大規模接種センターの際に大きく取り上げられたが、自治体の接種との重複チェックのメカニズムがない。これは職域接種などでも同じ。職域接種の場合は、社員などに重複申し込み不可の徹底させられるだろうが、複数企業や店舗の集合体ではどこまで徹底できるか?? 今から重複チェックのメカニズムを作りこむのは難しいだろうが、何らかの作戦は必要そうに思える。自治体の集団接種と病院の個別接種では、重複を避けてるはずで、個別接種側が保健証やある程度の家庭状況を把握できてるからかもしれない。個人的には、ある程度接種率が高くなったら、大規模接種センターは閉所の方が良さそうに思う。ワクチン足りないが実際はどうかを、より的確に推量する意味でも一考の価値はあり。

 

 

市民としては自分の接種はいつになりそうとか、2回目は大丈夫だろうな~と心配になる事態と言える。また、プロジェクト遂行という意味では、他山の石として結構参考になるように思える。失敗というには言い過ぎだろうけど、改良点というか改良すべき点を考察するのは悪くないと考える。そんな意味では、勉強での好材料と言えるだろう。

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