つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

三菱電機の検査不正 3年前に見抜けなかったそうだ

このところにニュースに、三菱電機の検査不正がある。しばらく前に、複数企業で品質データの改ざんや、自動車メーカーでの(厳密には社内の)検査資格の不適切が発生した。時期的には、似たものとして、国の統計データでの問題もあった気がする。

 

で、今回の三菱電機の検査不正は、社長辞任にまで至ってしまった。上に書いた以前の複数メーカーでの品質データ改ざん等が話題となった時に、社内調査くらいはしたろうにと思っていたら、どうやら3年前の社内調査で見抜けなかったらしい。

 

www3.nhk.or.jp

3年前の調査で判明して、対処できてたらと思わずにはいられない。あるいは、調査時そのものではなくて、工場内の配置転換や昇格がらみ、そして社内通報制度の利用で判明したら良かったろうにと思える。

三菱電機って、電機メーカーの中では早期の携帯電話からの撤退があり、臨機応変な対応のイメージ。また、工場設備などの商品やシステムでの利益のせいか、一時期?電機メーカーの中で高収益がニュースになったように思う。個人的に使用している三菱製の家電は、そう多くはないが、長く使えてる気もする。その意味では、少し残念。

 

他メーカーや他の業種でも、他山の石として、社内体制や通報制度の再確認を行う良い機会と思える。さらには一時的な再確認と同時に、備えとして例えば朝会とか週の会議での唱和のようなルーティンに落とし込む事も要検討に思える。さすがに、唱和は古臭いだろうから、それに変わるアイデアなどが必要だろうけど、、、。

メーカーでの品質問題、しかも社長辞任レベルが再発したとの感想があって、ついつい書いてしまった。

東京アメッシュで現れた三角形

梅雨で、しかもちょっとした大雨ということで、久々に「東京アメッシュ」で降水量の変化をチェック。すると、妙な三角形が現れた。別の日のがもっとはっきりしたけど、他との比較(気象庁の「ナウキャスト」)の関係で、今日の18時40分のもの。

 

東京アメッシュの方に、東京都の新橋とか浜松町辺りから、北北西方向に三角形が現れてる。周りが強い雨なのに、それより弱い雨。また、東京アメッシュって東京から離れた箇所(神奈川や千葉の外れなど)では放射状のレーダーっぽい画像になるけど、今回はスナップショットの”東京都”の文字辺りでも少しそれっぽく感じた。

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レーダーの故障?と呟いたら、知り合いが以下のサイトを教えてくれた。

 

nlab.itmedia.co.jp

個人的にはそうだろうな~と思い、一瞬新しく建築中のビルって調べてみようかと思いつつもそう高頻度で都内に出向くわけでもないので、ほぼ断念。

逆に、そういえば今回のは(気象庁では無くて)「東京アメッシュ」だよな~と、そちらを調査してみようと。そしたら基地局(港レーダー, 稲城レーダー)と他の自治体のレーダーなどの情報を活用してるとの事。レーダーの1つは稲城とのことで、放射状の方も個人的にはスッキリ。ちなみに東京アメッシュのレーダーはMPレーダー(マルチパラメーターレーダー)と呼ばれるもので、雨粒を水平と垂直で観察するというもの。大粒だと空気抵抗で潰れるのを観測するという優れもの。これらは2つの基地局でのしようと思われる。

ところが、港レーダーは浜松町のビルで、以前は(知ってる人は少なくないと思うけど)大手電機メーカーのビル。しかも、2022年には解体されるらしい。代替えって準備してるだろうとか、進んでるのかな~と少し心配にすらなってしまった。

 

今年の梅雨は結構長引いてるし、雨の強い日もある。首都圏の方々は、機会あれば東京アメッシュを含め、雨量画像を確認してみるのも悪くないと思う。今回の三角形のエリアの人達って、大雨時に雨が弱まるかな~と思うかもしれない。ただ、東京アメッシュってタイムスライダーを動かしながら使う事が多いので、雨が弱まると信じきるケースは少ないと思うが。

ただ、今回の三角形は、ある意味技術の限界とかトレードオフに感じる。反面、高層ビルやレーダー基地の立替などを通じて、防災・減災のためのインフラについて考えるのも悪くないと感じた。

 

 

なお、「東京アメッシュ」って東京都の商標だし、リンクに関して連絡必須など結構厳しい。面倒さもあって、このブログではリンクを明示していない。検索ですぐにヒットするので、それを利用して欲しい。

 

新型コロナワクチン接種 一旦停止とか多すぎ?

テレビのニュース番組では、新型コロナワクチンの自治体大規模接種に関して、モデルナ製を減らしてファイザー製を使うと発表。後述する職域接種の申し込み停止などに関連して、情報番組では、2回目の接種について、3週間目とか4週間目に接種できない事態とは起きない?と心配する声もあった。個人的には心配感には同感。

 

多少時系列的に間違いがあるかもしれないが、当初は、医療従事者や高齢者の優先を高くするとか、ファイザー製とモデルナ製の話があった。しばらくして、国民全員が接種できるから慌てないでの話も。

 

高齢者の中でも、75歳以上と65歳以上を段階的にする話が出てきたが、国として統一してたのか、多くの自治体がそう処理したのか?? いずれにしろ、65歳以上の接種率が、ある程度の進捗の指数?になったみたいな受け取りだったように思う。

 

自治体接種での電話が繋がりにくいとか予約での家族総出、医師の確保をどうするみたいな話の際に、新規?に、東京大手町の大規模接種センター開設の話が出た。自衛隊というか防衛省が主の運営母体。河野大臣は、話は聞いていたが首相の主導みたいな述べ方だったと思う。少なくとも、当初に自治体の接種と大規模接種センターの接種を平行に行うという説明ではなく、結構唐突なイメージだった。その頃は、病院等の個別接種の話もあったが、自分の周りでは、枠が少ない(少なすぎる)イメージだった。

 

ワクチン接種が大きく進むし、当初東京都23区→東京都→首都圏に拡大するとの話だったので、大規模接種センターは良い事との印象が多かったように思う。23区以外とか東京都でない人は、各自で最寄り自治体との接種とどっちが良いか、東京まで出向くディメリットなどを考えて判断すれば良かった。接種も進んで、スポーツだと、クリーンヒット?

 

ところが、これも唐突に近い格好で、大規模接種センターに空きが出ているのニュースが。なんでそんなことが起きてるのか良くわからない状況で、各自治体での進捗の差が大きいことが報道されることも増えてきた。逆に、自治体の首長や職員のワクチン接種が、ルール違反ではとの報道も。そして、接種における手順や保管でのミス、コールセンターでの困った対応なども報道された。

 

大規模接種センターの、全国対応とか従来のネット経由だけではなくコールセンター設置とかの話を耳にしたら、個人的には大規模接種センターの閉所(目的達成)って、明確に設定されているんだろうかと気になってきた。クリーンヒットというか成功事例を拡大するとの考えだけのような気すらした。

 

自治体による大規模接種会場の設営があったり、職域接種がスタートしたり、、、。後者は悪いとは思わないが、2,3日したら、申し込み停止という事態。直近のニュースでは再開しそうにない。しかも職域接種の場合は、会場に国交省文科省の大臣が訪れて、それがニュース画面に流れた。それがある意味、急に申し込み停止になり、申し込みしようとして企業は大慌てに違いないと思えた。慌てるというか唖然に近いか。

最寄自治体では、歯科医師を接種の打ち手として確保したのが全国放送で流れたが、直近での駅前掲示では、大規模接種会場に予約の空きがありますとの大きな紙の掲示。複数というかほぼ毎日だし、駅前以外でも何箇所かで目にした。唖然ではないが、何でそんなことになるかが少し気になった。

 

また直近では、大規模接種センターでは、始発電車前に並ぶ人が何人もいるとの報道。良くはわからないが、大規模接種センターでキャンセルなどで空きが出たら、その場キャンセル待ちの人に接種するのかもしれない。現場で良かれと思って非公式にやったのが流布したのか? あるいは、キャンセル待ちを公表したら、例えば午後3時から並ぶようにしなかったから、早朝から並ぶ事態になったのか???

 

 

接種したい人から見たら、そもそも予約しようとして待たされすぎ、どのタイプの接種にしようかと少し検討してたら急に中止のアナウンス。それが何度もで呆れる人も出て来そうに思えてしまう。

当初の発表で、優先順位区分やどちら製のワクチンの事と同時に、全体的な方向性を述べるべきだった気がしてならない。検討してるの程度の現実度なども一緒に述べるべきだったかと。あとは、仕組み的というか制度の中身的な話もしておくべきだったかと。特に接種権の扱い。自治体が発行する訳だけど、優先順位に拘らず前倒しでの郵送が望ましいなどを述べとくべきだったと思う。

一部の自治体では、その辺りを考慮して接種券を相当前に郵送したらしい。そこの住民からしたら、大規模接種センターを含め他の選択肢への対応がしやすかった。あるいは、特に地方の自治体では、特に高齢者に向けて時間を決めて予約まで行った所も。そんな工夫した自治体の方が、スムーズに進んでいるような印象。

公務員の優先の件も、自治からしたら「新型インフルエンザ」での計画が頭にあるので、ある意味自然だったと思える。(ただし、どう考えても首長が個人的に優先した格好のが散見されて、それはそれで問題だったかもしれない。)

 

よくは分からないが、高齢者の7月までへの接種完了目標前倒しが歪みを生んだとか、大臣クラスや国会議員がアイデアを述べての至急対応による歪みもあるかも知れない。ただ。それにしてはとの思いが強い。

ちなみに接種券に関しては、従前より接種券をもらえない(もらいにくいと言うべきか)人の申請方法は定められてる。また鹿児島県だったかは接種券無しでの接種をスタートするとの報道があった。ただし、厚生労働省もOKというか禁止はしなかったみたいだけど、定員に達したみたいな感じで中止というか完了。開始も完了も地方ニュースなので詳細が分からず?? 個人的には、やはり接種券前提で進めるべきなんだろう/進めるべきだったとの感想。

 

多くのゴタゴタを考えるに、全体的な仕組みを明確にして、マスコミ発表もそれらを踏まえてのことにすべきと思える。上で述べた接種券に関して言えば、それがキーなら、接種券の送付の前倒しに減給して送付完了率なども提示すべきに思える。また職域接種の停止の理由として、申し込み職域で個数を過大申告しているところが少なくないとの意見もテレビに出てた。申し込み自体を急がなければならないから、仕方ない側面も想像できる。

個人的に思いつくのは、全体的な要求個数と週当たり等の要求個数を明確にして、実績個数も把握しておくべき位か。また、ワクチン破棄を無くすためにキャンセル待ちなどの制度を現場でやりたがるだろうが程度問題で、1日数個程度の範囲は大目に見るくらいがないと弊害の方が大きくなると思われる。

 

ただ、大規模接種センターの際に大きく取り上げられたが、自治体の接種との重複チェックのメカニズムがない。これは職域接種などでも同じ。職域接種の場合は、社員などに重複申し込み不可の徹底させられるだろうが、複数企業や店舗の集合体ではどこまで徹底できるか?? 今から重複チェックのメカニズムを作りこむのは難しいだろうが、何らかの作戦は必要そうに思える。自治体の集団接種と病院の個別接種では、重複を避けてるはずで、個別接種側が保健証やある程度の家庭状況を把握できてるからかもしれない。個人的には、ある程度接種率が高くなったら、大規模接種センターは閉所の方が良さそうに思う。ワクチン足りないが実際はどうかを、より的確に推量する意味でも一考の価値はあり。

 

 

市民としては自分の接種はいつになりそうとか、2回目は大丈夫だろうな~と心配になる事態と言える。また、プロジェクト遂行という意味では、他山の石として結構参考になるように思える。失敗というには言い過ぎだろうけど、改良点というか改良すべき点を考察するのは悪くないと考える。そんな意味では、勉強での好材料と言えるだろう。

バレーボールでの「アナリスト」

しばらく前のBSの放送(TBS)で、バレーボールネーションリーグを目にした。バレーボールの国際大会で、解説が元全日本監督の眞鍋政義さん。一般的にはロンドン五輪での銅メダルが有名で、その試合を含めタブレットを手にしながら選手を鼓舞するシーンを目にした方も多いと思う。

そんな事を思い出しながら見てて、目に入ったのが以下。日本チームのアタック位置などが画面に表示された。中央でのアタックが少ないなどの解説も。

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 アナウンサーと眞鍋さんの掛け合いで、眞鍋さんの論文の事や「アナリスト」の事を調査。論文の件は、ウィキペディアにも出てて、有名みたい。アナウンサーならそれくらい下準備しておくべきとの典型だろうけど、アナウンサーに少し敬服。(論文などの件は、ここでの対カナダ戦とは別試合だったかもしれない。)

「アナリスト」って以前少し聞いた気がしたけど、さほどバレーボール観戦してる訳でもなかったので、新鮮。全日本チーム含め、各実業団(Vリーグチームというべきか)も担当者を決めてて、監督や選手紹介と一緒に書かれているところが多い。

 

しかも、それを題材にしたコミックがあるとの事。「神様のバレー」で、20巻以上出版されてる。巻数の多さに、少しびっくり。

 

早速購入してみたら、1巻の最初の方で”アナリスト専用席”が登場。

 

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1巻しか買ってないしあらすじ的な情報だけど、実業団のバレーボールアナリストが中学バレーボール部のコーチになり勝ち進もうとするストーリー。アナリストと生徒や監督等との掛け合いなどがあり、その辺りが人気なのかもしれない。アナリストに関する分析とか戦術の話しだけだと、飽きられるというか敬遠されるのだろう。

 

逆に、我々技術者から見ると、アナリスト=分析屋さん。ITシステムの設計でもアナリストって役割があるけど、明示的に氏名をはっきりさせることは少ない気がする。プロジェクトマネージャ辺りが兼務するとか、基本設計は別の会社(特にコンサル)というケースが多い気がする。逆に、分析を誰が行ったとか、分析が良くなかったとかの現実的なふりかえりが少なく思う。バレーボールだと、アナリストの意見と監督の作戦、実際の選手のプレーなどがぐるぐるフィードバックしながら試合が進む感じがあるけど、ITシステム設計そして実装でその辺りの感じが少ない。

以前”超上流設計”という言葉が流行ったが、設計力を向上するのは、それをやるのが誰かがどうも曖昧。むしろ、設計というか要求事項を整理するユーザー部門のあり方も再考すべきだったのかもしれないが、そのあたりに踏み込んだ所は少なかったような、、、。”超上流設計”という言葉は流行ったけど、設計力の向上に結び付けられた所は少なかったような、、、。

 

今回のテレビ観戦で、バレーボール試合そのもの、その解説でのアナリストの話し、そしてタブレットやホワイトボードを手にした監督さんを目にして、ついついITシステム設計の課題みたいな事を思い出してしまった。

逆にこんな漫画などを通じて、バレーボールでのアナリストについては知ってる人が少なくないので、ITシステム設計のメンバーの意識を変える題材には使えそうと思った。

 

 ちなみに以下の「ハイキュー!!」も、バレーボール漫画としては有名らしい。ハイキューは"排球"の事で、バレーボールそのもの。ただし1巻のみしか読まなかったけど、ここでの話題のアナリストに関しての記述は無かったように思う。2巻以降に出てくるのか??

 

 

最初に示したバレーボールを含め、日本国内もだけど海外の放送では、他のスポーツ種目でもデータ表示の頻度が多くなってる。そしてそのデータの見せ方も立体化するなど進化してると言っても良い。バレーボールでのフォーメーションなど、アナリスト目線に近い情報をテレビ画面で目にすることも増えてくる気がする。

そんな時、技術分野でのアナリストというか分析の役割を、再認識するのも悪くないと考える。

 

 

Facebookでの空白行

ネットでの書き込みで、空白行を挿入したい時がある。あまり拘らない人が少なくないというか、日本人の少数派?のせいなのか、統一した入力方法が広まってはいない感じがする。

2,3日前にFacebookに投稿しようとして複数の空白行があった方が良いと思って操作したけど、うまくいかず。一般的にFacebookでは、全角空白を入れて改行(Enter入力)が定番だが、作成画面では改行されてるのに、表示してみるとそれらは改行されず。もちろんSift+Enterでも同様。駄目だろうと思ってhtmlでの改行を記述しても、その文字列が表示されるのみ。

昨日ふと、文字列にマウスを置くと、太字(ボールド)やタイトル(h1とかh2)が表示されるのを思い出した。その表示に改行は無かったけど、h1などで空白文字を大きくすることで、疑似的に空白改行の目的が実現できた。


ところが、今日PC側でその操作を確かめたら、そもそもマウスを置いた時の太字などの表示が出てこない。「あれっ」と思って考えたら、昨日のがタブレットからだったことを思い出した。が、タブレットで確認したら、タブレットでも太字などの表示が出ない。

 

昨日のが一時的なものだったようだ。ただし、マウスを置いてのボールドなどの表示は、少し前にも見た気がする。まっ今後空白複数改行が必要な時は、その操作ができないかを確認することにしようと思う。

 

Facebookでの細部の機能変更には、少し閉口することが少なくない。画面の見え方の変更が少なくなく、自分には悪い印象のケースが多い。今回の改行の件も、変更に好感を持てないその1つになりそうだ。

 

マイクロソフト Teamsのツールバーと削除

昨日のリモートでの聴講は「マイクロソフト Teams」を利用。

Skypeを時々使用していたが、パフォーマンスへの影響や使用頻度が少なくなって削除しようとした前後での印象が余りよくなかった。Skypeを利用しなくなってのちにマイクロソフトに買収されたわけだが、その時の印象で利用せず。ただし、多少記憶違いがあって、マイクロソフト時代にもインストールしたことはあったかもしれない。ただいずれにしろ、今までの聴講がZoomで済んでいたので、Teamsでは聴講せずだった。

ところが、昨日の講演のテーマが興味あるものだったので、利用することにした。なおこちらの勘違いの可能性大だが、最初はオンラインとしか書いてなくて直近になってTeamsの明記となった気がする。

 

インストールは、びっくりする位すんなり。それが普通なんだろうが。画面が少し荒い気がしたけど、主催者の環境などによるかもしれず、まっそんなもんだろうとの印象。

が、プレゼンなどの画面での”ツールバー”(正式には「会議コントロール」?)が、やたらと邪魔っけ。ツールバーでは退出などが表示されてるが、講演資料と被さったままだ。消せないのかメニューを探したけど、見つからず。多少諦めて聴講を続けた。なお昨日の時点で、何かの拍子にツールバーは消えた時があったかもしれない。

 

今朝は、次回使うかもと思って、”ツールバー”を消す方法がないか調査。どうやら消す方法は無い様だ。ただし、書き方によるが、恒常的には消せない感じ。また、マウスカーソルをプレゼンなどのメイン画面の外に位置させたら消えると書いてあるサイトもあったが、自分では当初うまく行かず。おかしいと思いながら色々操作したら、ツールバーが消えた。

どうやら、マウスカーソルをメイン画面の外に位置させたら消えるのだが、そもそもメイン画面の他にチャット画面などが非表示の時のようだ。そして、少し不思議なのは、メイン画面だけにしてマウスをメイン画面の他に置いたとしても、2,3秒で消える時と、長くたっても消えない時がある。30秒とか1分かかる時があるように感じた。

ちなみにメイン画面と書いたが、正式な呼び名は? 今回の講演では、プレゼンの画面の直下に講演者など管理者の画面(サブ的なエリア)があった。上で”マウスをメイン画面の他に置いたとしても”の部分は、そのサブ的なエリアなどにマウスを置いたということ。そんな画面の説明なども公式ページないように思えたり、ツールバーが消えるまでの時間が不安定に思えてしまって、(理由があるのだろうが)少し何だかな~との思い。

 

夕方になって、やはりTeams自体は削除しておこうと思うようになった。必要時にまたインストールすればいい位の気持ち。結局削除できた(できたと思う)けど、一般的なアプリのようにプログラムフォルダーにアンインストールがあるわけでなくて、それも少し何だかな~との思い。

最近はGoogleでも、カレンダーでテレビ会議をスケジューリングしやすくなっている。多分Teamsと同じようにインストールしやすいのだろう。まっZoomも、最初の実際はそうだったと思う。

今回は個人利用だったが、会社や部門としてビデオ会議を統一するみたい話の時は、それなりの説明ドキュメントは必要に思える。TeamsはOfficeと親和性が良いとのことだが、逆にそれらと組み合わせた操作の説明って場合によっては複雑になりそうだ。個人利用だと、各ツールはシンプルにしておいて、インストールやアンインストールを明確にしてた方が良さそうと感じた。コンピュータやネットワークの障害、そして詐称サイトとの絡みなどで、ついついそう考えてしまった。

 

新型コロナ 「まん延防止等重点措置」宮城県・仙台市は解除へ

昨日からのニュースは、緊急事態宣言の延長と、タイトルでの宮城県仙台市の「まん延防止等重点措置」11日解除へ。前者は大きく報道されてるけど、後者は感染者数が減ったから程度。当初、なんかあまり根拠も持たずに政府が決めたのかなと考えて、調査。

仙台市のページに、新型コロナの状況が出ていた。

www.city.sendai.jp

確かに感染者数が減ってきている。

https://www.city.sendai.jp/kenkoanzen-kansen/images/slide7.gif

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  (スクリーンショット

 

 

そしてステージでの状況も述べられてた。

https://www.city.sendai.jp/kenkoanzen-kansen/images/slide13.gif

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    (スクリーンショット

 

 

これらを考えると、ステージⅡに近くて、解除も納得する人が多いかと思える。(ただし、そのページで述べられてるように、感染経路不明の割合がステージⅣ該当など、注意すべき項目はある。)

以下のように、まん延防止等重点措置での対策も具体的に明記されててた。

www.city.sendai.jp

申し込み店舗へのPCR検査の実施や、市内の衛生研究所に次世代遺伝子解析装置を新たに導入したとのこと。後者は、報道してないだけかもしれないが、知事さんらが変異株と声大にして言うけど具体的対策に言及しないのと対照的。これらも納得感を増す。

ちなみに、ゴールデンウィークへの呼びかけが以下。

www.city.sendai.jp

目新しいことはないのかもしれないが、GWの1週間ほど前の呼びかけ。ちなみに、スポーツ施設の状況のページがあったので、つらつらと眺めてみたけど、臨時休館としている。

スポーツ施設|仙台市

 

なお調べてて、”空飛ぶ捜索医療団”なるチームからの派遣もあったようだ。

prtimes.jp

個人的に目が行ったのは、”3月30日に県・市・DMATが参加する調整会議”の部分。仙台市のまん延防止等重点措置は4月5日からなので、感染者数増大時に備えを行っていたということだ。あと、県やDMATを含めた会議というか体制を構築してたという部分。県は、いわゆるリエゾンなのかもしれない。また、県への周知とかアドバイザー程度のつもりなのかもしれないが、個人的にはその程度で十分なのではないかと考える。

 

ちなみに3月29日のニュースでは、宮城県の村井知事が、まん延防止等重点措置の適用要請に否定的である旨が報じられた。県全体としての要請に否定的だった可能性大であるが、その時に仙台市のみを適用要請するとしても良かったろうにとは思う。(2020年4月には仙台市だったはずだが、大学生による英国パブのクラスター化が報じられた。それを考えると、今年に海外からの留学を含め大学等の新学期への備えを行ったかとか十分だったかは、気になるところである。)

 

なお、アグープの仙台駅の人流変化では、重点措置中に急減したように思えない。そもそも平日と土日との差が大きくてビジネス街のイメージで、呼びかけでなかなか減らなかったのだろう。逆に、仙台市での対策で何が有効だったかの分析とか、そもそも主要な感染原因は何だったかの分析を行い、他自治体などへの参考とする働きかけは貴重になるだろうと考える。

 

先頭の「感染症発生状況(週報など)」のページに東北大学名誉教授の賀来氏の名前があるが、彼の助言もあっての体制構築や情報整備などを行ったのかもしれない。専門家の関与といったその辺りも参考になるのかもしれない。

 

今回の仙台市の取り組みは、まん延防止等重点措置の他の地方自治体も参考にして良いと考える。なお、地域によっては、県の複数の地域を重点措置の地域としているケースが少なくない。例えば、当初の東京都の23区と複数の市など。したがって、複数自治体での合議体みたいなことも考えられるが。また、まん延防止等重点措置に限定せず、緊急事態宣言の都道府県としても参考にできる部分は多いと考える。

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