つれづれなる技術屋日記

しがない技術屋。専門は情報工学で、「つれづれ技術屋」って呼んで。

お薬 飲み忘れ予防にポスカ利用

ここ1月で、お薬の飲み忘れが2回ほど発生。予防の意味で色々考えて、ちょっと良さそうと思ったのを実践してみたので紹介。

実家母辺りは、大きなカレンダーにお薬をテープで貼り付けたりしてた。商品として、ポケットタイプのカレンダーとか容器も売ってる。ただ個人的に、そもそも薬を1日分ずつ切り分けるのが面倒。お薬には少し切り込みの入ってるタイプが多いけど、縦方向にははさみが必要。しかも、お薬という関係上、やっぱ少し硬い。

自分は、ある数値が改善したら2種類、改善しなかったら3種類がここ2,3年。うち1種類は2日に1回で、他は1日1回。小分けにして、1個1個を日相当の所へもちょっと面倒。薬は結構色で識別できるけど、眼鏡必要で、それなりに疲れそう。人によっては毎食とかもあるだろうから、なおさらか。

 

思い立ったのが、お薬そのものに書けないか。プラスチックなので、油性マジックかポスカかなと思ったけど、油性マジックの黒だと書けるけど、お薬側の色とで相性が良くない。相性というか、お薬が3種類もあって、各お薬でも2,3色使ってて、黒だと識別しにくいケースあり。いろんな色への備えということで、ポスカに落ち着いた。(今まで電源ケーブルなどの識別に、”白”のポスカを使ったりはしてた。)

 

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「21」が、21日に飲む予定を示していて、緑色を使用。(全部書くのも面倒に思えたので、奇数日というか左側のみに日相当を書く方法にした。)

今回他に紫色のポスカも購入した。このお薬でも紫色は悪く無いけど、今のところ他のも含めて緑色で済ましてる。飲み忘れして無いし、当面これで行こうかと思う。

 

商品パッケージに何か書い時たいケースにも、応用できる時があるかもしれない。

キンコーズで、A3 ADFで両面スキャン 結局係りの人依頼を利用

古い資料を整理してたら、A3でスキャンしたら廃棄予定のが1つ。A3の両面でコピーしたもので、30枚近く。コピーの際に丁度真ん中が合うようにしてたら、A4にカットして自分のスキャナーで作業できるけど、裏表の位置が合ってなくてできず。ページが少なければ近くのコンビニでやるんだけど、ちょっとページが多くて、いつかスキャンせねばと袋詰め状態にしてた。

 

キンコーズが思いついたけど、電車に乗っていく必要はあるものの、一番近いところのホームページを見てみたら、各サービスの種類で、スキャンの所がグレーっぽい。駄目なのかな~と思って、電話確認したら、やってると。ちゃんと確認して無いけど、サービスの種類の所は単に色違いにしてアクセントにしてるだけみたい。なんか紛らわしい。

 

で、行ってセルフでやったけど、機器の使い方もだし、サービス利用方法もわからず、少し慌てた。コンビニみたいに、料金ボックスにお金を入れて順次スキャン、パネルにスキャン画像が出てOKで支払う方法じゃない。自分でUSBにストアして、終わった後にPCで確認。(多分リモートでだろうけど)ページ数ってどうやって分かるのか?だったけど、その後にお金払う。

 

ちゃんと老眼鏡持って行って、細部確認しておけばよかったけど、片面でスキャンしてたと帰宅した後で判明。ガーン。数日前。

 

ということで、今日もう一度スキャンし直した。間違いが嫌だったので、係りの人にお願い。料金がほんの少し上乗せされる格好。ラクチン&安心感。良かった~。

 

両面でそれなりのボリュームのスキャンが他にあるか?だけど、あったらまた係りの人経由で利用しようと思う。

 

 

米大リーグ放送でのリード距離

何気に見たNHK BSでの大リーグの放送で、盗塁のための走者のリードの距離が表示されてたので、ちょっと紹介。

一昨日の土曜日だったかに見て気になり、今朝の別試合を録画して再生したら記録されてた。なお土曜日のは、今日のよりもカメラの角度的にはローアングル。

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走者の動きに応じて丸円が動くし、距離(上だと12feet)の数値が変わる。

個人的には画像認識で自動的に処理してる気がしてるが、上の場合少し円の方が先行して動いてるようにも見受けられる。そのため、円の移動は人手なのかもと少し気になってきている。

 

なおこれに限らず、大リーグの放送ではストライクゾーンの表示とかバッターボックス近辺の音の強調など、色々技術の応用が利用されている感じがする。色々トライしてるというか、、、。日本との対比で、少し羨ましくも感じてしまった。

「アジャイル変革後の46%企業倒産」を調査 

昨日のアジャイル系のオンラインセミナーで、”46%の企業がアジャイル変革後に倒産”と述べられたので、調査。そのセミナーはアジャイル否定ということではなくて、より良いアジャイル(大規模Scrum)を目指してのもの。ただ個人的に、アジャイル導入しても失敗する所の話は少なく無いけど、倒産にまで言及されたのを珍しく感じて調べてみようと考えた次第。(なおセミナーでのその部分の前後で個人的な用事が発生してしまい、聞き漏らしてる内容がある事をご了承願いたい。)

 

調べたら同様な事を述べているところを発見。

 

biz.kddi.com

atlassian-teambook.jp

昨日のセミナーを含めて、Scrum Incのジェフ・サザーランド氏の言からのようだ。ただし、直前の2つに関しても細部になると若干異なる。アジャイル開発(アジャイル型企画開発モデル)プロジェクトの47%が失敗なのは同じとして、下の方ではMITでの(それとは別の調査で?)25%が倒産・買収へ。

 

なお47%の件は、Forbesの調査のようで、Forbesのサイトで検索したがすぐにはヒットしなかった。なんらかのレポートとしての配布なのかもしれない。

 

細部は別として、アジャイルでの失敗、それも割合にまで言及している意味で貴重というか頭の隅に置いていた方が良いだろう。理由なども調査されているかも知れず、そちらの方も各組織体で導入などで参考になる可能性が大である。

自分としても、ちょっと気に留めておこうと思う。

従来QA→アジャイルQA(QA2AQ)での「パターン」

今日は、enPiT-Proスマートエスイー主催 の「アジャイル開発と品質」のオンライン受講。

smartse.connpass.com

従来のQAからアジャイルなQAへの変革(QA to AQ QA2AQ)に関する複数者による講演。QA2AQは、2019/09/09に受講した「アジャイル時代の組織ケーパビリティ向上」などでも少し触れられて、気にしてたもの。

 

核心の2パターンと、具体的な30近いパターンを設けている。核心(コアパターン)は、障壁の解体(Breaking Down Barriers)とプロセスへの品質の組み入れ(Integrate Quality)。具体的なパターンには、品質に焦点をあてたスプリント(Quality Focused Sprints)といったものがあり、個人的には性能評価みたいなテストと受け取り、明文化されるのは良いことと思ったりした。

 

そんなのを(グッドとかベスト)プラクティスと呼ばずにパターンとしてるのが特徴だろうけど、少し違和感。むしろ積極的にやるべきとの意図で、プラクティスなどの方が良いのではと感じた。

 

で、それよりも気になったのが、コアパターンの「障壁の解体」。ソフトウェアとかプロジェクト管理での、新しい手法とかフレームワークの勉強会のQ&Aや懇親会で、時々”障壁”とか”抵抗勢力”の話題が出る。人によるが、被害妄想的に喋る人もいる。”障壁”がコア部分の用語となることで、(結構フランクな素地が背景なのに)こうやって障壁を克服しましたみたいな発表になる気がする。

あるいは、本質的な問題は他にあるのに、”障壁”で実現できなかったと言い切る人もいるかもしれない。その辺りが気になった。(第3者検証って一般的に推奨されてるけど、第3者と呼ばれることに抵抗がある人もいる感じがする時もある。そんな人達には、第3者検証自体が障壁に思えるのかもしれない。)

 

なお蛇足的な意見としては、QAって品質保証と訳されるけど、ソフトウェア品質を保証できるか?と、立ち返っても良さそうにと思う。AQの話でも、品質保証としてる感じ。OSSとか外部サービスの利用、そしてセキュリティホールとかまで考えると、管理は出来るだろうけど、、、、みたいなところが限界のように思える。

 

 

QA2AQはこれからも気にかけるつもり。ただ、自分としては、パターンと聞くと、すぐに「アンチパターン」とかを思い出してしまう。ソフトウェアでのパターンにも色々で、悪いのもあるとの発想。そういった関係で、ついつい気になってしまった。

 

大阪・梅田での人骨発見と明治の鉄道黎明期

昨日のニュースでの、大阪梅田 人骨1500体超。数が多いことや、子供や病気の人が少なくなくて埋葬品も色々出てて、話題になってる。

 

mainichi.jp

貨物駅ターミナルだった所を開発しようとして発見されたそうだ。後述するように、前にも人骨発見された。ただ、以前は200体程度で、今回は数が遥かに多くてニュースなどでの扱いも大きかった? (以前の200体の方は、ニュース等で目にしなかった/気付かなかった。)

 

元貨物駅の開発での遺跡発見ということでは、”汐留”での発掘調査を思い出した。調査が結構長くて、ゆりかもめが営業開始してからも続いて、ゆりかもめの車窓から発掘の様子が見えたものだ。元は江戸時代の大名屋敷などだった。

汐留は、元新橋駅。♪汽笛一斉新橋を~ での新橋は汐留のこと。その後旅客業務が今の新橋駅になり、汐留の方は貨物駅へ。発掘調査後の今では、「旧新橋停車場」として、復元というかモニュメントが作られた。

 

恐らく大阪梅田の人骨遺跡?も、明治の鉄道開設時に埋め立てられたものだろう。ちょうど汐留で大名屋敷を埋めたように、、、。

どこかにまとまった情報があるかもしれないが、ネットでもそれらしい記事を紹介。

jaa2100.org初代大阪駅は、梅田(埋田)というもの。

 

www.constnews.com200体発見と調査の頃のもの。大阪-神戸間の鉄道建設の際に、梅田あたりにしたいきさつなどにも言及されている。”土をかけて投げ込まれただけ”との表現もあって、お墓なり人骨を移設していった可能性もある。個人的には、お寺なども存在してたなら、いわゆる”廃仏毀釈”も影響してたのかもと思ってしまう。

 

trafficnews.jp200体発見からしばらくしてのもの。

 

なお神戸-大阪の鉄道開設は、新橋-横浜と比べて2番目だったということもあってか、その後の扱いも小さな感じ。特に梅田というか初代大阪駅の扱いが小さい。

明治7年(1874年)5月11日に開業するが、開業式がおこなわれたのは明治10年(1877年)に京都駅まで延伸した時だそうな。そして現代、平成26年5月11日(日曜日)に大阪-神戸間 開業140周年 記念セレモニーは、神戸駅で開催されている。梅田が貨物駅としてが主になったりが理由だろうが、今となっては埋めて駅にしたことも少し影響してるのかもしれないと勘ぐってしまう。

 

蛇足:新橋-横浜の開業が、明治5年 1872年10月14日。12月2日(1872年12月31日)までは天保暦(以下、旧暦)を採用してたので、微妙な日数計算では注意。また、ウィキの「日本の鉄道史」などでも書かれているが、江戸幕府アメリカに対して鉄道設営免許を与えている。その後アメリカ政府は建設申請するが、明治政府が却下。その後イギリスの技術等の援助で、日本人主体での建設そして営業へこぎつけている。

 

今回人骨1500体強の発見で、何か供養をと考える人達も少なく無い気もする。都市開発なので、モニュメントみたいなのをとの声もあるだろう。「旧新橋停車場」のようなものが良いのか、ちょっとした供養塔の方が良いのか、あるいは両方なのか、、、。個人的には供養塔の方に1票かな。

大阪以外にも、明治時代の鉄道黎明期に各地で大なり小なりの出来事が起きたのであろう。梅田での人骨発見はミステリアスな側面で取り上げられるのかもしれないが、明治時代の鉄道黎明期などに思いをはせるのも悪くないと思う。

 

 

 

時代劇で、コレラ(古呂利)

CS放送の時代劇で、コレラが大きなテーマで取り上げられてたので、ちと紹介。なお、その番組でのセリフが”コロリ”で、古呂利はその字幕での文字列。虎狼痢としたり、コレラとして虎烈刺などの字を当てることもあるそうだ。

 

番組は、八百八町夢日記2 #29 「見えぬ疫病神」 。八百八町夢日記は、奉行がネズミ小僧を偽りの死刑にして、奉行とそのネズミ小僧とで悪を退治するというもの。この2 #29 では、長屋の子供の病気を悪徳医者・商人らがコロリとでっち上げて、土地などを手に入れようと悪巧みというストーリー。

 

番組でのシーンを2つほど。

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長屋を抜け出して真相を探ろうとするネズミ小僧が、(奉行と落ち合うことの多い)お店に来たシーン。コロリを「ころっと直る」病気と勘違いした娘が、お酒を出そうとする。ネズミ小僧は、マスクというか布で口を覆いながら話してる。

 

この後、ネズミ小僧らが、病人の長屋の娘を運び出し、養生所で診察と治療。(診察が絶対的に確立してるわけでもないので、コロリかは5分5分に近い。)

 

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長屋からコロリが出たとのことで、木板で囲んで、今まさに焼き払おうとしてるシーン。現場お役人のお偉いさんも、多少の躊躇いもありながら実施。間一髪で真相が判明し、娘の症状も回復してコロリでは無い事が分かり、間一髪でセーフ。

 

たまたまだろうけど、新型コロナウイルス騒動の真っ只中で、話題としてタイムリー。口を布で覆う辺りが、実際当時予防として広く行き渡ってたかは疑問だろうけど、一部の人は実行してたかもしれない。逆に、(生きたまま)焼き払いを実行したかは、個人的には、制度的に行ったかを含めて?? でも、時代劇ドラマとしては、どっちも分からなくはないレベル。

 

お店の娘のシーンは、病気のことを勘違いしてて、滑稽ではある。でも、新型コロナへの無防備や過剰反応、あるいは一部商品の品薄状況とかも、似た状況かもしれない。なんてことも考えさせられた。

 

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